イメージと文化、そのランダムな覚書
artoday
第1話 日本人のイメージと文化
日本人のイメージと文化
日本人の美意識は自然そのものを美と感じる。
いまさらでもないが、「枕草子」の一節を思い出したい。
春はあけぼの・・・・
そして、
秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
古今集・巻4・秋歌上・169 藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆき・あそん)
日本であることの本質は、技術を中心とした外来文化による変革であろう。
仏典・鉄砲・黒船・核爆弾・クラウド・・・・
その導入された技術には、技術を作り出した文化背景(思想)があり、
その思想さえも、技術レベルにおいて取り込んでいった。
日本人のイメージと意識
新しいものに本気度高く、問いかけて取り込みではなく、
また、従来の物事に死守することでもないだろう。
その本質的な理念は、すでに我々の心の底に定着しているからだ。
日本文化を理解する鍵は、思想ではなく、それ以前の意識にある。
意識の非論理的な形=イメージのフィールドの位置付けは大きい。
今日の科学の解明から、技術・アートに与える影響は過大だ、それは、
また、新しい価値を新しい文化に、本来からの意識をベースに求めてやまないだろう。
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