第69話 デザインとゲシュタルト心理学

デザインとゲシュタルト心理学

1)ゲシュタルト心理学(Gestalt Psychologie)とは、心理学の一学派。人間の精神を、部分や要素の集合ではなく、全体性や構造に重点を置いて捉える。この全体性を持ったまとまりのある構造をドイツ語でゲシュタルト(Gestalt :形態)と呼ばれた。


ゲシュタルト心理学は、ヴントを中心とした要素主義・構成主義の心理学に対する反論として、20世紀初頭にドイツにて提起された経緯を持つ。精神分析学や行動主義心理学に比べると、元々の心理学に近いと言える。

後に、同学派の考え方は知覚心理学、社会心理学、認知心理学などに受け継がれた。

自然科学的・実験主義的アプローチや、全体性の考察に力学の概念を取り入れた事など、現代の心理学に与えた影響は大きい。


2)ゲシュタルト、その流れと本質は?

人間の感覚の定量化=感性学(バウハウス時代から行われる) 


この定量化の結果→ビギナーのためのデザインのTOOL 


しかし:社会生活にあまり役に立たない。 


これは、優れたDesignerには意味がない。(定量化した治験)

それより、感性の方が大切であろう。


3)ゲシュタルト、解りやすくは 


「部分では、表現できないが全体の特徴がある。」 
    

    入力 → 人間「心」 → 出力 



(註)ゲシュタルト心理学=わからないことをこのキーワードでまとめたに 過ぎない(?)という視点もされも出てきた。



そして、ゲシュタルトは認知心理学に吸収された。

パラダイムシフト
そして、20thの後半に非線形の科学の進化=新しいデジタルデザイン手法 が構成された。


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