第113話 文化は、切実な部分をイメージ化して表現することする

文化とは、まずは、切実な部分をイメージ化して表現することだろう。


コンテンツの中に、自身の言葉(セオリー)を持つことは大切だし、必須だろう。

コンテンツの文化は、影響、継承されるものだが、同次元でのパクリ(模倣)だけでないはずだ。

純粋な苦悩中から生まれるその人の文化は、その人の重心や振動、鼓動だろう、そのわずかな感性も時間軸、国境を超えて、受け手には大きな感動、鼓動となるだろう。

受け手の側が、どう受け止めようとも、それは、そういった表象の行為の後のことになる。


文化とは、まずは、切実な部分をイメージ化して表現することだろう。

例えば、デュシャンの制服(第99話)から、社会記号化されたそれと、その流れを鑑みて、現代のそれを行う作家のそれを再考されたい。

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