概要
姉と嘯く自称守護霊と、世界から忘れ去られた相棒と共に。
東日本と西日本。
関ヶ原の戦いで決着がつかないまま月日が流れた日本は、ニ〇〇〇年に起きた事件から敵対していた。
自らの中に伝承を植え付け、身体を機械化させて攻めてくる西日本。
それに対抗し、東日本は異次元に存在する未知なる力を利用して戦争を行っていた。
東日本の最大戦力『七賢人』。
その《英雄》の名を冠する鏡桜蓮の相棒として、北山菊は日々戦闘に明け暮れていた。
「流石はウチの相棒だね、よくわかってくれてる」
「無茶ぶりに慣れさせられただけだよ」
しかし、その日常は一瞬で崩壊する。
「私の事はお姉ちゃんと呼んでね」
「なんでだよ⁉」
———姉を自称する、見知らぬ女。
「ウチのこと、覚えてるの?」
「覚えてるも何も。俺はアンタが選んだ、アンタの相棒だぞ」
———自分以外誰も覚えていな
関ヶ原の戦いで決着がつかないまま月日が流れた日本は、ニ〇〇〇年に起きた事件から敵対していた。
自らの中に伝承を植え付け、身体を機械化させて攻めてくる西日本。
それに対抗し、東日本は異次元に存在する未知なる力を利用して戦争を行っていた。
東日本の最大戦力『七賢人』。
その《英雄》の名を冠する鏡桜蓮の相棒として、北山菊は日々戦闘に明け暮れていた。
「流石はウチの相棒だね、よくわかってくれてる」
「無茶ぶりに慣れさせられただけだよ」
しかし、その日常は一瞬で崩壊する。
「私の事はお姉ちゃんと呼んでね」
「なんでだよ⁉」
———姉を自称する、見知らぬ女。
「ウチのこと、覚えてるの?」
「覚えてるも何も。俺はアンタが選んだ、アンタの相棒だぞ」
———自分以外誰も覚えていな
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