救いのない死を迎えてしまった主人公が、新たな命を使って今度こそ大切なものを守ろうとするローファンタジー作品です。
人間と魔族が結ばれてはならない。共存社会でありながらも、粛清と隣り合わせの絶対的なルール。
それに背いたことによって、主人公は道半ばで命を落としてしまいます。
意識を取り戻した場所は、愛しき伴侶の胸の中。息子として転生してしまったことに気付きます。
一度命を狙われれば、表立っての生活など不可能。窮屈な生き方を余儀なくされる伴侶をみて、主人公は社会のあり方に不信を覚えます。
これ以上、不幸になってほしくはない。
反旗を翻すことを決めた主人公は、成長と共に力を蓄えようとします。
彼の戦いは社会に変革をもたらすのか。
ぜひ読んでみてください。