次章予告
灯「そういえばそろそろ夏ですね。窓辺先輩と温さんは何か夏にしようと思っていることとかあるんですか?」
暖美「仕事ですね。そもそも社会人の夏休みは短いんですから。せいぜい実家に帰省するくらいが関の山では?」
光璃「私はー…そうですね、斧投げに行きたいです」
暖美「は?」
灯「斧…ですか?」
光璃「都内にそういう体験ができる施設があるんですよ。一度やってみたいなって」
灯「はー…珍しい施設もあるんですね」
光璃「灯さんはなにかありますか?」
灯「実は社会人になってからまともな夏休みを過ごしたことがなくて」
光璃・暖美「「あぁ…」」
灯「なのでお二人の予定を参考にしようかなと」
光璃「だったら一緒に斧投げに行きませんか?きっと二人ならもっと楽しいですよ」
暖美「字面ェ…」
灯「言ってることサイコパスな自覚……ないんだろうなぁ…」
暖美「二人で行くならデートですねぇ」
灯「ははっ、まさか。年頃の学生じゃあるまいし」
光璃「……」
灯「窓辺先輩?」
暖美「年頃の学生がここにいますよ。顔真っ赤で可愛いですね。写真撮っておこう」
光璃「あ、あの、ほんとに、そう言うことは全然意識せずに言ったんです…」
灯「でしょうね」
光璃「でもその、二人で行けたら、嬉しいなとは、思ってます」
灯「そうですね。予定が合えば連れて行ってくれますか?」
光璃「も、もちろんです!」
暖美「…青春してるねぇ」
灯「遠い目してないで、温さんも一緒に行きましょうよ」
暖美「私はお邪魔虫みたいなのでご遠慮させていただきます〜」
光璃「えっ、そんな邪魔なんかじゃ…」
暖美「お若い二人で楽しんできなよ。私は…夏イベの企画とか仕事して過ごすからさ」
灯「今度3人でご飯食べに行きましょう。うんそうしよう」
光璃「温さんたしか焼肉好きでしたよね?高いの予約しておきますからね!」
暖美「後輩の優しさが眩しい……というか窓ちゃんはあれあるじゃん。マホスト祭」
光璃「……あー…」
灯「窓辺先輩、祭り行くんですか?」
光璃「いえ、そういう祭りじゃなくて、夏休みの時期に開催されるストリーマーのゲーム大会が例年あるんです」
灯「へぇー、それに参加するんですか」
暖美「去年は18チーム中6位くらいだったよね。今回は優勝できそう?」
光璃「いえ…それが、優勝どころか出場が危ぶまれている自体でして……」
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皆さま。第2章の文量が第1章よりも少なくなってしまったことをここにお詫び申し上げます。
なんもかんもプロットを作らずに書き進めてる筆者が悪いのじゃ…
第3章は10万字以上になるよう目指して行きますのでこれからも応援よろしくお願いします。
それと、カクヨムコン10に向けて新作小説を書き貯め中です。ジャンルは現代ファンタジーの異能力バトルものなので、興味がある方はぜひ、作者のフォローをした上体で投稿予定の12月1日をお待ち下さい!
カクヨムコン10で更新予定の小説たち
VTuberを支えるためにマネージャーとして事務所に入社したら公式スタッフとして会社の顔になってしまったんだが?
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