限界肉パスタ
人は誰しも限界を感じる日がくるもの。私レベルの人間ともなれば、一年で二百日くらいはもう限界だと思っています。なんなら朝を迎えた時点で限界を感じていてカーテンをシャッと開いた瞬間に
もう、何も考えたくねぇ。
小説を書いていると
肉パスタしかねぇですわ……!
お
こっからがとっても大事ですの!
わたくし、これだけは何度でも繰り返し言うと決めています。おニンニクはなんぼいれてもええですし、パスタを茹でるときは水をたっぷりお塩はお相撲さんを意識でしてよ!! ええ! パスタを茹でるときだけは、このときだけは、SDGsなんざガン無視していいんですのよー!
だいったい! なんですのあの化石賞とかいう……ウゲッホ! グェ、フ。
こ、声を張るだけで咽てしまいましたわ。しかもお料理と関係ない思いだし憤怒で西進しかける始末。やはり疲れは人間の大敵、空腹は人の心を貧しくしてしまいますわね……ボコボコ沸騰したらロングパスタを投入して二段タイマーをセッツ!!
七分茹では六分茹ででしてよ!
したらば四分目のタイマーを聞きつつ、こちらにおわします、おブロッコリーさまをてけとーにぶっ
茹で上がったらまとめてオヨバの
お皿にガソっと盛り付けまして、冒頭にて購入したこちら、ローストビーフさまでしてよー! タンパク質も豊富に含まれている優秀な御方ですの! パックを開いて肉の下に菜箸を通すようにしましてズルリとスライド、おパスタの上にダイビングセントーンですわ! 最後に付属のオニオンソースをかけまして、
できましたわー! 限界肉パスタでしてよー!!
フォークだなんて不自由な代物はポイッチョして
合間にブロッコリーやアスパラガスで緑も確保し、飽きがきたらお皿の
……なんですの? そりゃー、まー、人に見せられないようなメシかもしれませんけれど……わたくしは声を
とんがらしぶち込んだだけでペペロンチーノだとかほざいてオシャレっちゅうなら乗っかってる肉だってオシャレ言わな失礼やろがい! ちゃうか! おおん!? がるるーですわ!!
……ちなみにわたくし、このパスタ、自作のくs……お排泄物大量に書いている掌編小説でも出すくらい気に入っていますの。ええ。そうですわ。わたくしの小説にでてくる食べ物は、たいがい自分でつくって食ってますのよ。
※ワンポイント限界肉パスタ。
今回はローストビーフでしたけれど、ローストポークでも楽しめますわ! 大事なのはおパスタさまの冷えた心を解きほぐすオイリーな愛情ですので、ピエトロさまのおピエトロドレッシングをぶっかければサラダチキンとかでもいけましてよ!
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