概要
「もう誰か……俺を――」限界を超えた心が、ついに外へとあふれて――…
―――嘘つき。
夜を背に突きつけられた一言は、胸にナイフを突き立てる。
数々の事件を乗り越えて、ようやく地球へと戻ってきた実。
しかし平和な世界に戻ってきたにも関わらず、心はどんどん闇へと落ちていく。
「もう誰か……俺を―――」
誰にも言えない叫びがあふれそうになる。
そんな時、家にとある人物が訪ねてくる。
彼を見た実は、脱兎のごとくそこから逃げ出して…!?
地球を舞台に大事件発生!
それは実を最大のピンチに引きずり込んでいく。
様々な想いが交錯する、異世界ファンタジー第12弾!
孤独に消えていく実の手を、拓也たちは掴むことができるのか―――!?
※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は下記からどうぞ。
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