銀狼は月夜に駆ける

　国立警備局のロニーは、盗賊に襲われた商人と出会い、奪われた銀灰という品の奪還を懇願される。高額報酬を約束された彼は、商人の護衛のアリシアとマーシアと共に盗賊の隠れ家を突き止めるが、そこで見たのは怪物の姿。

　盗賊団も知らぬ間に怪物が入り、親分も怪物に入れ替わっていた。
　怪物を倒したロニー達は恩人として扱われる。彼等は銀灰の返還を約束するが、既に客に渡した後。客から返還を拒否された彼等は奪還を試みて失敗。

　ロニー達は、盗賊と旅芸人を装い客のいる町を訪れるが、その夜、急に術が使えなくなり、霧の中の怪物の夜襲で宿が燃え逃げる事になる。悪い事にマーシアと盗賊がはぐれる。
　ロニー達は、なぜ襲われたか、術が使えなくなったか分からない。

　そこへ、火事を見たドワーフ達が盗賊の奪還隊の生き残り…続きを読む