概要
お隣のポンコツ美少女、彼氏が出来る迄世話をする。でも私は彼氏を作らない
ラブコメ週間50位(5/13)
この春、俺は上見坂高校に入学した。
ワンルームマンションで一人暮らしを始めたものの、隣部屋から漂う強烈な腐臭により、毎日気持ちが悪い日々を送っている。
入学初日、俺の隣の席にはアイドル顔負けの美少女がいた。心躍らせたのもつかぬ間、俺のトキメキは直ぐに砕かれた。
「お前さ、香水を付け過ぎじゃね?」
「でも、ほら、女子高生たるもの、臭いには気をつけないとね」
「しかしだな、毎日お風呂に入っていればそこまで臭わんだろ?」
「ん? 入ってないよ?」
「……オイ、今なんつった?」
「入ってないよ、だよ?」
「マジか? いつから?」
「……分かんない、だよ?」
「………………」
「……………エヘ」
「エヘっじゃあねえよ! 風呂があんだろ、風呂がぁ!
この春、俺は上見坂高校に入学した。
ワンルームマンションで一人暮らしを始めたものの、隣部屋から漂う強烈な腐臭により、毎日気持ちが悪い日々を送っている。
入学初日、俺の隣の席にはアイドル顔負けの美少女がいた。心躍らせたのもつかぬ間、俺のトキメキは直ぐに砕かれた。
「お前さ、香水を付け過ぎじゃね?」
「でも、ほら、女子高生たるもの、臭いには気をつけないとね」
「しかしだな、毎日お風呂に入っていればそこまで臭わんだろ?」
「ん? 入ってないよ?」
「……オイ、今なんつった?」
「入ってないよ、だよ?」
「マジか? いつから?」
「……分かんない、だよ?」
「………………」
「……………エヘ」
「エヘっじゃあねえよ! 風呂があんだろ、風呂がぁ!
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