え、神絵師を追い出すんですか？　～理不尽に追放されたデザイナー、同期と一緒に神ゲーづくりに挑まんとす。プロデューサーに気に入られたので、戻ってきてと頼まれても、もう遅い！～

実に気持ち良く読み進められました。
１つ１つ困難を乗り越えながらも、都度都度新しい困難が立ちはだかり、最後まで気を抜かずに緊張して読めたというのもあります。

何より主人公が良い。神絵師という属性よりも、何事にも前向きに前向きに、まわりの人達を巻き込み、その影響を受けて皆が神集団になっていくところ。また落ち込みやすく分かりやすい態度に、まわりの人たちがほっておけない励ましたくなる その性格も良い。読者である自分も 思わず読みながら応援していましたから。

この手の『スカッとざまあ逆襲系』 は、世に流行《はや》っておりますが、舞台が現代サラリーマン系としては、代表作となりえる出来と思います。
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このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（67文字）

ちょっと奇抜な主人公も面白いですが、
それ以外の登場人物達も濃い。

事実は小説よりも奇なりというか
現実でもふんわりと近い人物達がいそうで、さらに原液で濃縮したような。

うーーん、面白かったです！
満足。
ゲームのクリエイトという普段知らない世界を眺める不思議な感覚が楽しめました。


後日談で余韻の付け足し希望〜

気になって読ませていただきました！半日で読み終えてしまってあっという間の時間でしたがとても引き込まれる作品です！時間を忘れるくらいに。
その後の物語も見てみたいなと個人的に思います！

面白すぎて一気読みしてしまいました！

もう、めちゃくちゃ面白かったです！
人との繋がりを通して成長していく物語が大好きなので、どすとらいくでした。
それと同時にゲームのあり方についても考えさせられました。課金して、強くなる。この考えが今では主流ですが、ただ楽しんでもらいたくてゲームをつくりあげていく姿になんとも言えませんが、とにかく衝撃をうけました(イイ意味で)。ここまで好きな物には、情熱を注げるのかと感激しました。この作品を生み出してくださった作者様に感謝と敬意を込めて。長々と失礼しました。

ファンタジーものに多く見られる追放ざまあものを現代社会の闇に落とし込んだ秀作。
主人公の見た目と一所懸命な性格が物語を魅力的にしていたと思います。

本作にあやかってゲームレビューのように書いてみたいと思います。

キャラの魅力。
個性的でありながら、彼らもまた成長します。そして老若男女、満遍なく。

人間ドラマ。
ただ配役されたから、その場にいる。という状態では無い。彼らの多くは満たされぬ思いを抱えたまま生きている。その苦悩もまた愛おしい。

知的好奇心。
ゲーム開発について具体的に、またそれにまつわるお金の動きまで網羅されている。満たされます。

シナリオの展開。
一見では単純な展開かと思いきや、十重二十重に物語が重層構造を形成している。

しっかりとした主題。
クリエイターとして、大事なものは何か？　そのテーマが非常に大事にされてい…続きを読む