祈りながら生きてきた

刑事を辞めた内海凛は、ひょんなことから女子高の教師になった。その高校には従妹のあおいがおり、学園生活を送って行くことになる。

十代の学生が殺される事件が起きた。服を脱がされ股座を切断されていた。強姦殺人だろうと検討はついたが、股座を切断された理由がわからない。犯人の目星もつかず、なんのために股座を切断したのかもわからぬまま捜査は続いていった。やがて第2の強姦殺人が起き……

この事件を機に内海は、半年前の刑事を辞めるきっかけになった事件を思い出す。