第92話──ちょー恋とはどんなものかしら

 元ネタは『ちょーシリーズ/野梨原花南』(コバルト文庫)の短編集であるシリーズ5冊目から拝借しました。

 女神様コリアムのひとつの恋心から周囲がドッタンバッタンする話(ざっくりした説明)



 さて、タイトルのゆるい感じとは離れるような近いようなまま、ここでひとつCOカミングアウトをしたいと思います。もうメンヘラCOも発達障害COもしてるから怖いもんないね! なんてふうには思えなくて、さすがに怖々してるんですけど。


 広義のLGBT性的マイノリティの話です。

 ここ数年で自覚した知ったことなんですが、自分はAセクアセクシャルです。

 Aセクシャル他人に対して恋愛感情も性的欲求も抱かない


 詳しくはこちら。



アセクシュアル(無性愛)とは?ノンセクシュアル(非性愛)との違いも解説!|LGBTメディア|Rainbow Life

https://lgbt-life.com/topics/asexual/


性的マイノリティ当事者であることを公表致しました – 立憲民主党 東友美【公式サイト】

https://higashi-tomomi.com/council/post-255/



 で、タイトルに戻るというか繋がるんですけど、恋ってなんなんでしょうかね。恋愛って友愛や家族愛や敬愛や親愛と何がどう違うんですかね。なんでみんな恋人いないと欲しがるんですかね。そのくせ恋人いるのに私はひとりぼっち……とかぬかすのはなんでなんですかね。不思議です。昔から。

 発達持ちなのが判明してからはその中の自閉傾向のせいかと思ってたんですけど、でもやっぱりそれだけじゃしっくりこないんですよね。だからAセクなんだろうなと自認してます。公言は当然してないです。理解されないのは目に見えて分かるから。


 まあ、読み物や歌とかの題材としては好きなんですけどね、恋愛も。ただしメインテーマ>サブテーマとかメイン≧サブくらいの比重としてならですけど(つまり二の次くらいが丁度いい) 二次創作でのCPカップリングものもまあ読めますね、内容キャラ解釈次第では。

 恋愛が完全メインな少女漫画とかは今はもうほぼほぼ無理ですね、読むの。胃もたれというか胸焼けする。三角関係ダブルヒロインとかほんと勘弁して欲しい。ハーレム逆ハー含む? 論外話にならないって言うんですよねそれ。……恋愛ものでも、昔はそれなりに読めてたんだけどなあ、『こっぱみじんの恋/米沢りか』とか(懐かしいな)(これは名作なのでみんな読んで欲しい)


 自分の中に恋愛するための機構システムみたいなのがまるっと存在しないだけで、恋愛そのものに対しては割と肯定的なんだよね。だってなんか面白そうではあるし? 傍から見る分には。当人らもなんか楽しそうだし? 傍から見る分には。ただし仕事中に目の前でいちゃつくのは普通にうざいから嫌い。傍から見る分でも。

 ただ話を向けられると困る。好みのタイプとか訊かれても困る。そもそも幼少期から二次元に傾倒してる人間なんだよ自分は……。


 そんな自分が恋愛を題材として一次創作を書こうともがいているのか、我が事ながら甚だ不思議でならない訳だけど。まあ創作物としては好きなだけマシか……。

 つまりまあ、たぶん、あくまで『エンターテインメント素材』として好きなんだろうと思います。恋愛という概念は。で、主観的に分からないから面白がってられるんだと思います。ミステリのトリックや手品のタネみたいに。だからこそ書いてみたいと思ってしまったのかもしれません。解かれたパズルをバラバラにしてもう一度解き直すみたいに。




 そこにいる『普通マジョリティ』の人へ。

 恋とは、どんなものですか?

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