第32話──たぶんじぶんいがいにはどうでもいいこと。

 いや、とりとめのないこと、ってなんだよ。いつものことじゃないか。

 と、自ら付けた前話のサブタイにつっこんでみる。でも事実でしかないのがなんかもうね。タイトルセンス欲しい。


 特に書くことは無いはずなのだけど、それでもこうして書いてるのは単純に言って逃避からだったりする。前話を書いてたらなぜか泣きそうになって、それが治まらないのだ。もちろん良いことがあったとかのいい意味で泣きそうになってる訳ではない。

 まず、むなしい。それでかなしい。何に対してかなしいのかは分からない。あと自分はなにをやってるんだろう、という情けなさ。恥ずかしさにも似ている。これもなにが特別にどうとかではないのだけれど、だからたぶんきっと全部に対してだ。自分の全部に対して、行動できないことに対して、けれど行動できたことでもその結果に対してうんざりして、後悔して、嫌になってる。良いことなにもないな。

 前話で割りと良いことあったよな感じに書き散らしたら、そこに残った澱がかなりひどかったみたいだ。いや本当なにもないな。


 自分が「普通」ではないことに気づいてから、知ってから、普通への羨望がすごいことになってる気がする。具体的にこうなりたいとかではなくて、ひどく漠然と、ただ普通になりたい。どこにでも居るなんの変哲もないありふれた人になりたい。マジョリティに属したい。

 自分にとってはごく普通の発言を、本気で悪意なく面白いって笑われるのって結構きついんだなと、こうして書いていて気がついた。まあ今日あったことなんですけどね。好み聞かれて普通の人って答えるの、そんなにおかしいことだっただろうか……一般常識や経験を持った健常者(の機微)って本当わかんねーな……。


 まあ端的に言って、ナイーブになってるみたいです。他にもちょっと色々あったし。テノヒラクルーもとい即日前言撤回とかもあったし。やばい人には気に入られてるし。もうやっぱここの職場不信感いっぱいなんだよなあ……チクリ密告したくて仕方ない。

 ってこれ愚痴じゃないか。いつのまにか鬱憤溜まってたんだなこれ。つまり腹が立っていた、と。気づくの遅っそ……。

 自分自身の感情に本気で疎いのもちょっとどうにかならないですかねこれ。かなりめんどくさい人種じゃないですかこれ。やっぱ本当いやになるなこういうの。セルフコーピング? とかでどうにかできたりしないですかね。いやむしろ対人カウンセリングが要るのか? でも昔受けたけど自分のことなんて話せなかったんだよな。気まずい記憶が脳裏をよぎる……つまり詰みでは?


 いろいろ書いてたら1000字突破したからとりあえずここで〆にします。ほんのちょびっとだけ泣きそうな感覚おさまったし。

 それにしても、いやな記憶って芋づる式に湧いて出てくるよね……。

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