叶良辰

これだけ愛くるしいネコたちがいれば、よもや異世界に飛ばされて来たなんて気づくはずもなく……

私もいざというときのために、ポケットに準備しておかねば……

パラレルワールドを題材とした展開は最後まで読まなければ理解できないことって多いと思うのですが、これだけの多重構造にもかかわらず、あっという間に読み終えてしまいました。 人によって…続きを読む

最後のリドルだけはなんとか頑張ろうと思ったのですが、やっぱりダメでした。前作とは違う感じでいい話。毎朝五分寝る前五分といいながら読むのが遅い私は30分くらいかかる。そして毎回毎回無…続きを読む

「醒なる美舞☆玲の愛」「Ayaのひととき」の続編となる今作。前作でテレパシー天使として大活躍だったむくちゃんが謎を追う中、いろいろなことで思い悩み、その心境が切々と語られます。そし…続きを読む

さまざまなテーマが盛り込まれたSFですが、私が印象に残ったのはここ（レビュータイトル）でした。 実はこれ、再現できるのではないかと個人的には思っていたりするのですが（もちろんそん…続きを読む

あふれるほどの主人公の優しさに気づくヒロイン。
二本の赤い糸は切れたように見えても結ばれていた……

赤い糸で結ばれた二組が織りなす大正奇譚です。

ここ数年でゲームがどこまでVRを開拓するのか、とても興味がある私は、作者の草風水樹氏がどこまで限界に挑戦するのか、とても興味があります。 科学的な話としてはBMIによる脳波コント…続きを読む

犬も猫も飼っていたことはあるので、それぞれの良いところはわかるつもりなのですが、動物を介しての知りあい、友達って良いですよね。 （子供を介してのお付き合いより健全というか） 最初…続きを読む

主人公の口から過去の経験や個性的なキャラクターたち、そして思想が語られる中で徐々に固まっていく世界観がたまらなく魅力的なSF（そう、SFです） どんな世界も正しいこと、綺麗ごとば…続きを読む

企画は実は様々なアイデアに支えられているものですが、ここまでアイデアを塗りこんだ作品はそうそうないかと…… まるで10行の中に20個以上ネタを仕込まれているかのような怒涛の展開に…続きを読む

勇気を出して成長した姿、視野を広げて羽ばたく姿を多くの人に見せ、恩を返していく少年 彼の成長の過程における様々な命とのふれあい、扉を開くまでの長い長いドキドキが何かを連想させる …続きを読む

どの回にも落ちがあり、その上でそれぞれの回ごとの強弱があり、そこに「ふふっ」となりつつもたまに「おおっ」と思う、そんな感じでぐいぐい読ませる連続短編。 なるほど、わんこそばですか…続きを読む

狼の気持ちを描いた名作に「あらしのよるに」シリーズがあります（絵本ですが、対象年齢は7歳以上かな）。親も楽しめる話ではありますが、うちの子にはその世界観があまり伝わらなかったようで…続きを読む

自分は男として主人公に感情移入したくなるのですが、途中から「うわー」と引いてしまい、 しかし、その行動力に共感してやっぱり「いけー！」と応援し、ところが犯罪すれすれの行為 （という…続きを読む

この作品を読んでいると 自らの心に疑問が生まれ そして解決される 天使とは？　悪魔とは？　魂とは？　世界とは？ 繰り返される 神の奇蹟 「私の魂も、地上の虫の魂もその重さは…続きを読む

「爽やかな甘さ」とは一転して、大人の恋愛。 前作とのつながりはあまりないけれど、その分 「恋⇒愛」の移り変わりが自然に描かれています。 優しい主人公が相手の気持ちをきっちりと汲…続きを読む

ずっとずっと読んでいたいようなほど、ベタ甘で爽やかな青春ラブストーリー。 一話ごとのタイトルが情景イメージを掻き立てます。 だけど脇役もいい味出してる。 特にお母さんの旦那さんに…続きを読む

「ホムンクルスやキメラという言葉にどういったイメージを抱いているか」によって、この作品への入り方、感情移入の度合いが相当変わってくるのかもしれません。 実は私、第一章を読むのに時…続きを読む

少年と少女とカリスマとそれを支える愉快な仲間が熱い 「半分軍服半分巫女の委員長」が出てくる作品はこちらです とか、レビューのタイトルにしたい言葉がいろいろとでてくるのですが、と…続きを読む

第四章が終了したところで、取り急ぎのレビューです。 現代ファンタジーですが国名などは仮想のものなので、最初はどの世界観から入ればよいのかわからず戸惑いましたが、すぐにそういったこ…続きを読む

更新毎に読ませていただいていたのですが、のっけからチャラ男っぽい主人公に同情してしまうほど、お相手のお嬢様方が超不機嫌。 住む世界の違いからのギャップをまざまざと見せつけられる中…続きを読む

ハーレムもの というレビューの書き出しがこれ以上合う作品がないと思うほどの甘々ハーレムが日々展開されるラブコメディ。 アレルギー設定と主人公の名前のせいで「じれじれ感」が際立つ…続きを読む

アンニュイな表情で頑張っているエルフ娘が寿司を握っている様子がまざまざと思い浮かびます。

そしてそこはやはり女性……

一話目からすでに酒飲みにはたまらないお話です。
ふさわしくない時間帯には決して読まぬように。

というかむしろ、読む前に酒とあてを用意しておくべきでしょう。

ハードな序盤戦からてっきりアクションものかと思いましたが、友情と恋愛、そして家族愛が描かれた殺伐かつほのぼのなお話。 最後の最後の展開には「えっ？」とびっくりしましたが、それも含…続きを読む

ここまで主人公が身を挺して空気になる現代ドラマがあっただろうか？ 主役とヒロイン以外のアクが強すぎ、やられたい放題である。 実は有能な主人公は部活動のマネージャー的な役割に徹して…続きを読む

読んでいると、思わず口の中に唾が溜まってしまう、そんな小説です。 冗談はさておき、我が家はコーヒーメーカーかつミルが電動かつ買い置き豆（封はしますけどね）、しかも味が毎回安定せず…続きを読む

タイトルに偽りなく、しかも最後はバッサリ切られる感じ
そして哀愁。

久しぶりにSFショートショート（ではなくて異世界転移SFショートショートか）にハッとさせられました。

なぜ自分がここにいるのか？
なぜ自分は書いているのか？

そういった原点に立ち返りたい時、もう一度読ませていただきます。

第10話までで一区切りなのですが、是非ともそこまでは読んでいただきたいのです。若干ハードな文体ですが、登場人物は少なめ（今のところ）なので、イメージはしやすいと思いますが、一見地味…続きを読む

超ハイレベルなラブコメディー セリフがいろいろとぶっ飛んでて、笑うしかないのですが、その中にもきちんとラブが入っており、しかも最後は壮大な結末が…… 一週間楽しませていただきまし…続きを読む

創作に関わる者であれば誰もが一度は通る道。 そしてそれをラブコメにのせてわかりやすくイメージさせてくれる。 ここからの展開が気になりますが、取り急ぎレビューを （後で書き直す予定…続きを読む

あの熱い戦闘用AIが本番仕様で帰って来た。 名ゼリフの数々が蘇る。 マクロなのに、出来レースのはずなのに、なんでこんなに熱いのか全くわかりませんが、妙に緊張感のある戦いが本当に楽…続きを読む

いや、カクヨムやってることは薄々気がついているみたいなんですがね…… 表向きの性癖については理解も示してくれるし…… ギリくぼ、いいですね。手、入れたい。指でなぞりたい。 そんな…続きを読む

既に多くの方がレビューに書かれている通り、いろいろと考えさせられるお話。 しかしそれも、本筋のドラマがしっかりしているからこそで、だからこそ展開も見せ場も分厚い。10万字でここま…続きを読む

チワワの目を持つハードボイルドって、逆立ちしたって理解できないのですが、ご本人（本犬？）はそう思っているようで。。。 そしてその生活は…… 「うわっ、何をするーっ！」（あへあへ…続きを読む

ようやく最新話に追いつきました。 話が進むにつれて徐々に世界観が見えてくるのですが、それとともにいろいろと絡み合うキャラクターとその背景がカッコイイ！ 特に悪役（ビズキット大好き…続きを読む

あっという間に読んでしまった第一章。 なので長そうで短い経緯でした。 IT業界の闇を垣間見せつつも、辣腕リーダーとして奮闘する面も妙にリアリティを感じます（結婚できず、残業しまく…続きを読む

以下、そこはかとなくネタバレ含みます。 各自毎年大爆発も小爆発もあるでしょうし、今年は私の周囲でも炸裂しておりましたが、そんな12月24日、不発弾処理に走る影のヒーローを描いた…続きを読む

飛騨高山ダンジョンについては私の勉強不足で、日本地理の教科書を読み返しているところですが、うちの裏山にもダンジョンを作れないものか検討してみる ネタバレになるのであまり書けません…続きを読む

完結するまではレビューすべきではない、と思っていましたが、銀鏡作品が埋もれるのは違うと思ったのと、のっけから見せつけられたので仮の評価だけ入れさせていただきます。 （完結後に正式評…続きを読む

あまりの緊張感のなさに、何の気なしに読んでいるといつの間にかハマってしまう、そんな作品です。癖のあるキャラクターがそれぞれどう着地するのか、注目です（笑）

平凡な女子中学生がある日突然「若君」にお仕えすることに。そこから徐々に話が濃くなってくるんです。息もつかせぬ展開から終盤の心臓バクバクの息が止まりそうになる展開に進み、あっという間…続きを読む

３回読み直したのはこの作品が初めてかもしれません。序盤からぐいぐい引き込まれ、最後のメッセージに辿りつくまでノンストップでした。 ホラー（伝奇）小説ですが、現代ファンタジーでも十分…続きを読む

とりあえず泣いた、ということで。 （劇中にそういった描写がある、ということではありません） 不思議と爽やかな読後感と同時にこういったファンタジーが書ける作者への憧れといいますか、…続きを読む

いろいろと青春しているところも見どころなのですが、結末がカワイイ

続編、さっそく……

ほのぼの、でもところどころシリアス
そして、何よりキャラがかわいい。

個人的に一番かわいいのが魔王だったりする。

よっぽどのことがない限り、短編のレビューはやめよう、と思っていたのですが、思わず……。

これは書けない、書けないよ。この一作にどれだけ魂込めてるのか……

初回のインパクトだけじゃない、最終話までに判明する何かが、ある
（と個人的に感じています）


やはりありました。（以下ネタバレ）

　予想に反し、飯テロでした。

音楽のことはとんとわからないのですが、そんな私にもわかりやすく、状況をイメージしやすく表現されているので読みやすいお話で…… いや違う！　そういうことがレビューで伝えたいわけでは…続きを読む