アメのソラ

作者 星崎ゆうき

53

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★★★ Excellent!!!

プラスティック・メモリーズのような衝撃を受けました。
心を持ったアンドロイド・アメ。
彼女は死んだはずなのに彼女にそっくりなアンドロイド・ティエラと出会う。
話はここから大きく展開されるのですがとにかくプラメモ感が半端ない。
まるでプラスティック・メモリーズを見返してるような感覚。
生命の命を投げ出してでも守るべきものがあるという切なさと命のリミットと人生の刹那。
アンドロイドの寿命が10年だとするなら心を持ったアンドロイドはどう生きるのか。
人間もアンドロイドも人工知能もすべて人口物質の一部で生命には終わりがあるから美しいのだと感じた物語。

★★★ Excellent!!!

SFをあまり読まない自分ですが、一気読みしてしまうほど物語に引き込まれました。

一見難解な舞台設定かと思いましたが、最初の章を読み終える頃にはそんなことはなく、シンプルかつオリジナルの設定がうまく融合できているのだと気付かされました。

事態の収束に向けて怒涛の展開、というわけではなく、優しく終わりを迎えていく運びも、この物語の特徴を表しています。

とても楽しく読ませていただきました!

★★★ Excellent!!!

こうした世界は近くやって来るのかもしれない、そうした予感を身近に感じさせてくれる丁寧な描写がぐっと胸に迫ります。

大切な事を考えさせてくれるボールを優しく投げられてるような、そんな感覚を持てました。

人とアンドロイド、それぞれの心と想い、少し先の未来を見ているような世界観を是非。是非。


★★★ Excellent!!!

ちょっと先の近未来。
本当にそうなってると思わせてくれるような細かい表現がとても好感を持てました☆

AIの発達におけるアンドロイドの進化の過程。その影響で新たに生まれる「黒い陰謀」。心を捨てて機械のように生きようと決めた人間が、心を持とうとするアンドロイドに対して抱いた葛藤も、それぞれ上手く出ていたなと感じました。
各章ごとに「何かを考えさせてくれる」テーゼのようなものが入ってる気がします。そして、ちょっと「泣きの気分」に浸りたくなったらポチっと読んでみるのにも良い作品ですね☆

★★★ Excellent!!!

さまざまなテーマが盛り込まれたSFですが、私が印象に残ったのはここ(レビュータイトル)でした。

実はこれ、再現できるのではないかと個人的には思っていたりするのですが(もちろんそんな簡単な話ではないのですぐに、ではないと思いますが)「空気が読めるアンドロイド」という観点(実際は……)から考えてみると面白いな、と。

もちろん純粋な読み物としても未来の東京を舞台にイメージしやすい地名から雰囲気が感じられる設定で、ここをアンドロイドたちが闊歩しているのか、と妙に納得させられました。

この時代までにこの地でテロが起きていないことを祈るばかりです。

★★★ Excellent!!!

近未来SFもの。

アンドロイドが普及した近未来にて、失った大切な人と瓜二つのアンドロイドと出会う、というお話。この作品は機械であるはずのアンドロイドとの心の交流を描いた内容で、女性型アンドロイドを通じて主人公のアンドロイドに対する価値観が変化していく様は、読んでいて共感できる部分もあってよかったと思います。相手のアンドロイドの誕生に関する秘密も、個人的に気に入りましたね。

またSF作品としても、設定がよく練れれており、非常に読み応えのある作品でした。ストーリーは感動系のお話ですが、作中の設定はとても興味深かったです。

SFファンにはもちろん、普段SFとあまり関わらない方にも楽しめる内容となっております。そういう意味では幅広い層に受け入れられそうな作品でしたね。面白かったです。ごちそうさまでした!

★★★ Excellent!!!

アンドロイドが社会に定着した、近未来の東京。人間とアンドロイドとの関係性を主軸に描く、SF小説。

リアルな近未来東京の描写が、とてもクール。ストーリーも軽々しいものではなく、シリアス系です。真面目なテーマに、真摯に取り組んだ、文学の香りのするSFです。

プラスティック・メモリーズというアニメの影響を受けたと作者さんが言っておられたので、その映画のファンの方は、より楽しめると思います。(私は、映画は未見ですが、小説は楽しめましたので、もちろん映画を知らなくても大丈夫だと思います!)