タイトルに偽りなく、しかも最後はバッサリ切られる感じそして哀愁。久しぶりにSFショートショート(ではなくて異世界転移SFショートショートか)にハッとさせられました。
ストレス社会で心が折れそうな人に癒しを与える作品を書いています。 私自身は「バカと天才は紙一重だが基本バカ」という感じの作品が好きです。
切り口が急角度の作品で、現在を過去のものへと置きざりにしていく鋭い勢いがあります。この作品から与えられるものは、笑いか皮肉か。嵐が通り過ぎたのかと見まがうような読後感です。
最後の一段落で軽いゾクゾク感を覚えたのは、きっと私だけではないはず…
明確で明瞭な世界観。そしてそこから導き出される当然の、しかし皮肉の効いたオチ。どちらも秀逸!短編だからこその味わいがあり、このサイズだからこそ燦然と輝く構成の妙がある。スパッと読めて、スカッ…続きを読む
人は海を越えて別の大陸に行くことが出来た。人は宇宙を越えて別の星に行くことが出来た。そして人は、次元を越えて別の世界に行くことが出来るようになった。 夢のあるお話で、とってもワクワクしました…続きを読む
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