タイトルに偽りなく、しかも最後はバッサリ切られる感じそして哀愁。久しぶりにSFショートショート(ではなくて異世界転移SFショートショートか)にハッとさせられました。
ストレス社会で心が折れそうな人に癒しを与える作品を書いています。 私自身は「バカと天才は紙一重だが基本バカ」という感じの作品が好きです。
異世界転移が当たり前になった時代。物語後半に語られる発言に、思わずニヤリとしてしまいました。確かにファンタジーとはそういうことですね。ブラックユーモアの効いたショートショートです。
「人が想像出来るものは実現できるものだ」「人は誰でも無い物ねだりをする」「歴史は繰り返す」過去の偉人の名言や格言、それらを上手くまとめて物語にしたら?そんな素敵な物語です!
例えばそんな日が来たとき、私達は…
その発想、着眼点に瞠目する。しっかりと練られた内容が、最後の最後でこうくるかというオチに変わる。興味深い内容である。
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