一言では言い表せられない、深い余韻を与えてくれる作品に出逢えたことがとても嬉しく、真摯に物語を綴ってくださった作者さまに心から感謝を伝えたいです。
人間の弱さや強さが、本作品では誠実な文章で綴られています。人間の心理が豊かに奥深く描かれているため、登場人物たちの思いや考えがまっすぐに胸の中心へと向かい、時には刺されるような思いにもなりながら読ませていただきました。痛切な苦しみや思いは、現実的な実感を伴って読者に訴えてきます。そんな素晴らしい作品や文章を書ける思慮深さに、大きな感動を覚えました。
ジュールとヤンの台詞には、考えさせられる言葉が随所に光っており、立ち止まりながら読ませていただいた場面が何度もあります。登場人物が一人一人丁寧に表現されており、現在この方やこのご家族たちはどんな風に過ごされているのかなと、読み終わった後も自然と想像が膨らみました……。それほど登場人物たちを身近に感じながら読ませていただきました。
深い森を彷徨い続ける苦しみが丁寧に描かれています。一人一人の価値観や人生が詰まった物語です。これからもきっと、たくさんの読者さまに大切にされる物語だと信じています。柊圭介さま、素晴らしい作品を描いてくださり本当にありがとうございました……!
「カクヨムにおける不朽の名作」と一部で称されているこの作品。読み始めてすぐに、私はかつて読んだ数々の純文学の名作を読んでいるような気分になった。
言い換えれば、読者として手加減をするのを忘れてしまった。「素人が書いているとは思えない程素晴らしい・尊敬・羨望」ではなく、プロの作品を読むように読み手として真剣に対峙し、物語に入っていった。
勿論、物語の構成も見事で、心理・心情、情景描写もまるで自分がそこにいるかのように感じられる素晴らしい筆致である。
その上で、自分の魂を揺さぶられる。作者の人間に対する洞察力と深い愛情で描かれた登場人物の言動に一喜一憂してしまう。主人公の過酷な運命に何度泣かされたことか!
私にとって純文学とは、物語を通して人間を識り、作者の哲学や魂に触れることだ。
この恍惚感を得られるから純文学が好きだ。
まだ読まれていない方はぜひこの作品を通してその体験をしてほしい。
この小説を読んで思ったのは、国がどこでも、時代がどうでも、愛する相手が同性でも異性でも、人間の営みは普遍的だ、ということ。
小説の中でジュールは本当にひどい目にあうけれど、でもそれは多分、ジュールだけに起こっていることではない。
フランスでなくても、19世紀でなくても、ジュールと同じ思いをして生きている人はたくさんいると思う。
泣きながら苦しみながら傷つきながら、それでもジュールが生きていけたのは、ヤンがいたから。一度でも誰かを心の底から信頼し、信頼され、愛し、愛された、という経験があるからなのではないか。それこそが、自覚はなくとも「自分はそれでも生きていく価値のある人間なんだ」と、心のどこかで思える原動力になるのではないかと思う。
恋のときめきを超えたところにある愛の世界。自分の存在意義を自身に植え付けてくれる「愛」というものの価値。
「ジュールの森」は、そういうことを教えてくれる小説だと私は思う。
背景は19世紀のフランス。
山羊飼いの貧しい少年ジュールとブルジョワの子息ヤン。
惹かれあう二人。
引き裂かれる二人。
そこには数知れない壁があった。
過去のしがらみに苦しみながら抗えない運命の波にどこまでも翻弄され続けるジュール。
ジュールとヤンの二人に未来はあるのか?
登場人物の一人一人が人間味に溢れ、人間の根底の善悪、明暗が鮮やかに描かれていることも見逃せません。
この物語は『カクヨム』史上に残る名作です。
二人の運命の過酷さに胸が締め付けられます。
二人の純粋さに涙が溢れます。
涙なしでは読めません。
私は10回泣きました。
是非、ご覧ください。
きっと、あなたの心を揺さぶります。
きっと、あなたの心に響きます。
主人公ジュールの人生において得られたものは何か。読み終えてそれをふと考えました。
苦難多き人生を歩んできた彼の本当の望みは幸せにいきることだったのだろうと、それは疑いようもありませんが彼にはそれを得ることがとても難しかった。人々の思わぬ悪意に晒されて、喜びを見つけるたびに不幸に突き落とされて光を見失うんです。
汚泥のような日々の中でもがき、やっと見つけた幸せさえも手の中から滑り落ちてしまう。ああ、ジュール!
もう泣かないでジュールとは言えませんでした。辛いものね、平気なふりして冷めたふりして笑うのがジュールもこちらもまた辛いんです。
そんな中で彼にとっての太陽、ヤンという存在は特別で埋もれてしまいそうな己を照らしてくれる温かな光でした。
引き裂かれながらも惹かれあい、好きなのに彼の愛に涙や反発でしか応えることしかできなかった日々もあります。
ジュールは一生懸命生きてるんだよ、拝読しながら心ではそう思っていました。
これはジュールという少年が青年になり、自身の人生を手に入れるまでの物語です。
心の奥深くにまで届きます、おすすめします!
この物語の主人公は二人。
一人は魔性ともいえる美貌を持つ少年『ジュール』。
もう一人は不遇な出自ながら、太陽のような明るさを持った貴族の子『ヤン』。
ある日、森の中で行き倒れになっていたジュールを、ヤンが見つけ介抱するところから物語は始まります。
男性同士でありながら互いに惹かれあう二人。
それは友情なのか、恋なのか、それ以上のものなのか?
同性愛をモチーフにした作品だけあって、この辺りの感情表現、愛情の表現がとても美しく描かれています。
そう。この物語で特筆すべきはやはり作者の表現力です。
フランスの風景の描写、少年・青年たちの心の描写、二人をとりまくキャラクター達の描写。
それらがなんとも読みやすい語り口で、流れるように物語を紡いでいきます。
お互いにかけがえのない存在だと知った二人。
でも世間の波や、ジュールに引き寄せられた愛憎入り混じる人物たちにより、ジュールの人生は苦難に満ちたものとなっていきます。
ヤンもまた苦しい過去の傷を抱えていたり、ジュールと引き離されたりと、安寧な生活から離されていきます。
それでもジュールはヤンを、ヤンはジュールを心の支えに、希望の光として、暗闇の中をもがきながら生きていくのです。
読んでいくと二人の運命の過酷さに胸が押しつぶされそうになるでしょう。
そして二人のもつ輝きにいつの間にか魅せられ、ページの先に希望を見つけたくなるでしょう。
まさにこのストーリーテリングは魔性の輝きを持っているのです。
同性同士の愛と友情の物語、そこが一つのポイントではあるのですが、だからこそ輝く物語だったと気づくと思います。
とにかく魅力的な二人の主人公、骨太なストーリー、血肉の通った様々なサブキャラクター達。そして暗闇を抜けた先にある美しいラストシーン。
なによりも人間と人生が書かれた素晴らしい物語だと思いました。
ぜひ読んでみてほしい作品です。
舞台は十九世紀、今よりも更に窮屈な価値観に縛られた世界。
貧しい羊飼いの少年ジュールと、裕福な家庭の青年ヤンは運命的な出会いを果たします。
それは癒しと希望をもたらす奇跡のような出会い。
純粋に愛を育む彼らが望むのはほんの少しの静かな幸せでした。
けれど、周囲の悪意によって引き裂かれ、めちゃくちゃに振り回されて深く深く傷ついていきます。
これでもか、これでもかと襲い掛かる悲劇。必死で顔を上げても踏みつけられて、救いを求めて差し伸ばした手は更なる底なし沼へと引きずり込まれる。
理不尽な世間、社会の暗部を押し付けられた姿。
見守る私たちはこの二人に救いは無いとあきらめそうになると同時に、フツフツとした怒りを感じます。
このままでは終われないと。
その一方で、彼らを不幸に陥れる敵である人物たちにも、憐憫の情を感じてしまうのです。
なぜなら、彼らはとても人間らしいから。
人間だからこそ、嫉妬に狂い、歪んだ感情を弱者へ向け、傷つく姿を見て己の鬱憤を晴らす。
こんなに醜いのに、それを完全否定できないのは、私にもその心があって無意識に同じような過ちを犯していることがあるからです。
この物語の光も陰も、私たちは自分のことのように感じ取ることができます。
だから、目を逸らしたくても逸らせなくなるのです。
文章はとても美しく、過不足ない表現。読む者の心に深く響いてきます。
そして感情移入すればするほど、ラストの美しさに心が洗われることでしょう。
重厚な人間ドラマを体感したい方、是非ページを開いてみてください。
お勧めです!
私個人の感想ですので決して万人受けするお話ではないです(逆神!)。それでも伝えたい。これは良いぞって。
間違いなく言えるのは、筆者様の文章力と表現の幅。本当に折り紙付きです。情景がすっとイメージできる。イメージできてしまう。だからこそ生々しさが引き立って好みが分かれる可能性がある諸刃の剣。それだけの鋭さがある(と勝手に思っています)。これはなかなか真似できない。
でね、ストーリーがですね、悲惨なんですよ。読んでて本当につらくて(笑)。なんせ登場人物がみんな尖ってて、不器用な主人公をグサグサ刺しにくる。そのリアリティがつらい。自分に置き換えて「ああ、俺も昔、こんな状況あったなー」って思う(ねーわ!)。
そして最後です。最終話。もうすごいです。何かがドバーって来ます。それが何なのかを体験していただきたいです。私の語彙力で表現するのは難しいを通り越して無理なんですけど、人間の若気の至りとか世の中捨てたもんじゃないとか、そんな感情がいっぺんに来ます。子供から手紙を受け取った場面で瞬時に主人公の精神的な成長を表現してしまうところとかがメチャクチャすごくて、無理なく過不足なくエンディングにつながっている流れが見事。
ここまで書いておきながら正直、私の視点とかはどうでもよくてですね、今作品の評価については他のレビューされた方々が何度か読み返しているようなのですが、それもむべなるかな(難しい表現使ってみた!)。なんだよみんなに刺さってんのかよ〜。そりゃそーか。そんな感じの脱帽レビューでした。
まず、どうしてもお伝えしておかねばならぬことがある。
この作品は『傑作』である、ということだ。つまり『傑出』しているわけだから、分類だのジャンルだのといった枠組みに留まるような作品ではない。
この作品は『ジュールの森』という、唯一無二の物語なのだ。
・・そして『傑作』は、ときに人を喜ばせ、ときに人を苦しめる。なぜならそれは、人の生きる姿そのものだから。
故に、その先には果てしなきドラマと、深い感動とが横たわっている。
もしもこの物語を紐解けば、あなたの心は刻み込まれてしまうだろう。
・・苦しみも、悲しみも。しかし同時に、静かに沸き上がる慈しみも、木洩れ日のような優しさも。
愛とはなにか。
生きるとは、なにか。
今一度、噛み締めて欲しい。
この物語と、共に。
愛の物語にして、人間賛歌。
超絶に、お薦めしたい。
力も学も財も何も持たない山羊飼いの少年ジュールの運命が大きく変わったのは十四歳。
身体と心に深い傷を負った少年が迷い込んだのはオルレアンの森でした。
半死半生のジュールを助けたのは裕福な商家の息子ヤン。それは運命的な出会いでもありました。
だがそれは救いなのか新たな苦しみの始まりだったのか。
美しく生まれついたのと引き換えるように、自分の意思なとお構いなしに、次々と人々の間で傷つき翻弄されて行くジュールの青春時代。
身分の差に喘ぎ、理想と現実の狭間でもがき苦しみながらヤンとの真実の愛を守ろうとする姿が人の世の不条理と共に切なく胸打たれます。
そして人は善悪のみに生きるものでは無いことを、登場人物全ての人々が教えてくれます。
一人の少年が、その背負った宿命と闘いながら青年へと成長していく深い人間のドラマであり、純粋な愛の物語でもあります。
1ページごとに綴られる情景描写や心理描写、その文章力の素晴らしさが読むものをジュールの森へと誘い込みます。それがどんな森なのか、一歩踏み出せばきっとあなたは深みにはまるはず。
そしてその森は華やかで雑多なパリやオルレアンの深い木々の香りに満ちている事でしょう。一読される価値のある素晴らしい感動作です。
引き返すなら今です。
ジュールの森に一歩でも足を踏み入れてしまったなら、貴方はもう戻る事は出来ないでしょう。
19世紀末、フランスのこの上なく魅惑的な美しい森の中は、どこまでも深くて、暗い闇に包まれている。光や出口が見えかかる度に引き戻され、抗えないのはどうしてなの?
なぜなら、その森はそんなふうに出来ているから。
足元に絡みついているその鎖を絶ち切ることができないなら、どうすればいいの?
美し過ぎる容姿を持って生まれてきたばかりに、少年ジュールが背負わさた残酷過ぎる運命。世の中の何もかもを信じる事が出来なくなっても、生き抜く事が出来るのは、たったひとつだけ信じているものがあるから‥‥‥
この小説を通して感じるどうしようもない憤り、人間の愚かさ、怒り、悔しさ、やるせなさ、といった物があるからこそ、純粋な心で懸命に生きる者の美しさに心を奪われてしまうのでしょう。
異国。19世紀フランスが舞台。
身分違いの少年たちの光と闇、青春の物語です。
「ただ、美しかった」そのために大いなる苦しみを背負わされた少年・ジュール。そしてその心を支え続た太陽の恋人・ヤン。少年たちは年若く、あまりにも無力です。そして優しすぎる……大人たちに傷つけられ、利用され、ぼろぼろになって、のた打ち回る。
幸せ。転じて不幸せ。その繰り返しで、たいへん苦労します。
それでも身体は成長するし、心は強くなる。登場人物には、悪魔のような人もいれば、手を差し伸べてくれる人もいて、皆それぞれ階級ごとの人生と悩みがあり物語と共に生きています。なかでも私は――フレデリック。じつは一番好きなキャラクターです。深い……もし機会があるならばスピンオフなどでその一生を拝見したいほどに。
『ジュールの森』という題に込められた、深い想い。
あらすじ、タグと、物語へのヒントは至る所に記されています。それにより不穏な空気を察する事でしょう。しかしこれらは、作者様の心優しいご配慮です。物語そして登場人物たち全てを大切に想ってるからこそなのです。直接的表現は殆どありませんが、愛とその痛みを存分に堪能なさってみてください。
「少年愛」の物語に傾倒した方ならば、強く惹かれるお話です。退廃的な道をたどるのかと幾度となく肝を冷やします。ですが、読み終えると、ほろり……やっと希望がさし込みます。少年たちの彷徨う心。じっくりと読み耽って頂けたらとおもいます。
森で行き倒れていたジュールとブルジョワ育ちのヤン。
二人が親密な仲になるのにそれ程時間はかかりません。
ただし、この作品は「純文学」です。
同性の二人の関係がプラトニックではないからこそ、こうした深い精神のやり取りを描けたのではないかと感じます。
美しい容姿に呪いのように付き纏う悲劇の連続
子供という社会的立場の弱さ
力と金、時と場合に弄ばれるような不遇の数々
自分ではどうしようもない出生
たぎらせた想いとは裏腹に、現実は意外と呆気ない
間違いなく居た堪れない気持ちになります。
だからこそ、ちゃんと行く末を見届けてあげたくなります。
出逢ってまだ間もない頃、二人がある文学作品を共有した際に、こんな会話をします。
「…暗いね」
「暗いよ。そこがいいんだ」
全体を読み終えた時、この台詞をありありと思い出しました。
暗いですよ。
だからこそ、柔らかな陽が射した時の、温かみや有り難みをヒシヒシと感じます。
高く上った陽が射せば濃い影が、低い陽には長い影が当然のように付き纏うもの。
いつまでも続いて欲しい短い夏と、どんより長い冬とも言えます。
でもどのシーンも「春」を待ちわびながら読んで欲しい。
読み終わるのが無性に惜しくなる、読み終わったら読み返したくなる。
こちらはそんな素晴らしい「文学作品」です。
是非、一人でも多くの方に手に取っていただきたいと思います。
青春は楽しいことばかりじゃない。子供ならではの無力さがつきまとい、人生がままならない。周囲の悪意や欲望のはけ口にされてしまう。
この作品の主人公ジュールは、美しく聡明だけれど普通の子。悪者をやっつけるヒーローのようなタイプではありません。性の対象にされたり、言いがかりをつけられたり……。理不尽な扱いのオンパレード。愛する相手と離され、再会しても重い現実がのしかかる。
いったいいつになったらジュールは幸せになれるのー!って叫びたくなる。
パリ市の標語「たゆたえども、沈まず」
困難や絶望に沈みそうになる。けれどそれでも、苦しみながら人はもがき続ける。死んだほうがマシな状況でも、本能的なものが生き延びようとあがく。
嵐に必死に耐えるジュールから目が離せず、読み始めたら最後まで読みたくなる。ジュールの幸せを願いながら、ページを繰る。
絶望の中にあるひとかけらの希望。影に潜む光。死の隣に寄り添う生。喪失した先にある真実の愛。
カクヨムにも優れた文學作品があるって、素晴らしいですね。
ちなみにフレデリックという人物。闇に心惹かれる方が多数いると思いますが、もれなく腹立ちます。でも安直なざまあみろの展開にしなかった作者を尊敬します。
主人公ジュールは類稀なる美貌を備える少年。その美しさ故に周りの人間は欲望を抑えられずに罪を犯し、ジュールを傷つけていきます。
傷ついた彼に癒しを与えたのはヤンと言う気丈な優しい青年。しかし彼もまた癒えない傷を抱えていました。
二人は身分も境遇も違うけれど、惹かれあい恋に落ちます。しかし甘い時は長く続かず、運命に翻弄されていきます。
人生の辛辣さと揺るがない深い愛が描かれ、何度も涙を誘われました。
更にこの作品が作者の処女作と言うのだから、もう脱帽しかありません。その筆致の美しさにもきっと魅了されるでしょう。
壮絶な人生を生きる美しい少年の物語をあなたに————。
タグで読まずにいる方は損をしますよ。何度でも読みたくなる素晴らしい作品です。
是非ご一読を。
――「よく忘れられてることだがね。仲良くなるっていうことさ」
と、これはフランス語で書かれた星の王子さまの引用ですが、この物語にも、「飼いならす」という言葉がキーワードとして登場します。
野良猫のような目をしたジュール。
恋をしたからといって、それは飼いならせたということになるのだろうか?
両思いになれたからといって、それは心を開けたといえるのだろうか?
たとえ同棲しているからといって、愛をささやくことさえむなしく響く。
なら、どうすればいいのか……。
何度も何度も繰り返されるやりきれなさに、どう決着をつけるのかとはらはらしてしまいました。
さて、ラストがどうなるかは、読み終えた人へのプレゼント。
フランス人ならではの価値観や考え方のディティールはさすがです。