北極ポッケ

異国。19世紀フランスが舞台。 身分違いの少年たちの光と闇、青春の物語です。 「ただ、美しかった」そのために大いなる苦しみを背負わされた少年・ジュール。そしてその心を支え続た太陽…続きを読む

今宵、あなたを想ひ禁断のトマトをかじります…。 あいるさんをはじめてお見かけしたのは、ご近所さんの近況ノートです（★御礼にいらしてました）。 あいるさんをその次にお見かけしたのは…続きを読む

僕けっこう、 怖いっていう感覚マヒしてると思ってたんです。 いや、ちょっと……ほんと「閲覧は、自己責任で」としか言えない……。 怖い。 ほんと怖い、 怖い。 祟りや心霊系が好きな…続きを読む

この航海の果てには、何があるのだろう。 偉大なるグラヴェール家の令息であり、エルシーア国海軍に属する主人公シャインは、若干二十歳にして、特別な船『ロワールハイネス号』の艦長となる…続きを読む

出会ってしまった。 みなが、熱烈に布教するイミがわかった。 このレビューを読んでなんだか「悔しい」と思った、あなた。 レビュワーに惑わされいいかげんウンザリしていた、あなた。 …続きを読む

戦国、そして惹かれるタイトル……。 みた事のない、けれども語り継がれる古の夜へ想いを馳せます。 あらすじに書かれた『あったかもしれない、あったらいいな』に、とても納得。 私事で恐…続きを読む

誰にでも、いつの日も、心に浮かべる大切な場所があると思います。 彼女にとっての在りかは、祖母の営む紅茶館。観光地・横浜のガイドブックに載る老舗であり、あの“港の見える”薔薇咲く丘…続きを読む

怪奇な箱のなか――。 その世にもふしぎな世界観を我々はひたすら夢中に覗きこんでいる。 ぐるりぐるりと落ちてく螺旋階段は底なしの異界へと読み手を誘う。 まことしやかな伝承たち……奇妙…続きを読む

夏の夜。 突然の失恋。――なぜ今日、「この日」だったのか。 呆然として帰宅する主人公・真紘くんを呼び止めたのは、近所に住む幼馴染の穂高くん。大切な大切な親友。一年のうち、たった一度…続きを読む

じんわり、涙があふれます。 「おばあちゃん」、はなれて暮らす娘さん方にはふだん中々会えないのでしょう……みんなの帰省を心待ちに、何日も何日も前からもてなす支度をしている「おばあち…続きを読む

淡々と皮肉的、しかし、だらだらに甘えたがり……主人公・戸牧瓜生。傷つきながらも無自覚に寛容で、すっと他人との心の線引きをするような独自の繊細なルールを持って生きてらっしゃるとそんな…続きを読む

歴史ある学校には、敷地内の各所に七不思議のような代々語り継がれてく奇妙なお話がありますね。舞台は英国・パブリックスクール……この文字の並びを見ただけで胸躍る方もいらっしゃると思いま…続きを読む