知らない言葉とかが多くて勉強になった。好きな人を思う気持ちが切なくて感動した!読み終わっても、ヤンとジュールが忘れられない、それとギヨームって名前がなんか好き。ベスト5に入るくらい好きな小説になった。
カクヨムで様々な作品を読んで来ましたが、その中でも断トツに名作だと思いました。豊富なフランスやヨーロッパの文化に関する柊圭介さんの知識があり、緻密に練られた構成や設定があり、何より文章がとても文学的…続きを読む
まず、どうしてもお伝えしておかねばならぬことがある。この作品は『傑作』である、ということだ。つまり『傑出』しているわけだから、分類だのジャンルだのといった枠組みに留まるような作品ではない。この作…続きを読む
森で行き倒れていたジュールとブルジョワ育ちのヤン。二人が親密な仲になるのにそれ程時間はかかりません。ただし、この作品は「純文学」です。同性の二人の関係がプラトニックではないからこそ、こうした…続きを読む
「BL」と現代風に呼ぶのではなく、敢えて「少年愛」と称したい、繊細に綴られた哀しくも美しい物語です。「不幸な境遇の美少年」と「貴族の妾腹の青年」という組み合わせだけでごはん何杯でもいけるという人…続きを読む
もっと見る