なるほど!わんこそばなのね!

どの回にも落ちがあり、その上でそれぞれの回ごとの強弱があり、そこに「ふふっ」となりつつもたまに「おおっ」と思う、そんな感じでぐいぐい読ませる連続短編。

なるほど、わんこそばですか、確かにうまいことをいうな、と白里りこさんのレビューを読んで思いました。そんな感じでつるつる読めますな。たまにどーんとツボに来てむせそうになるのもご愛嬌、ということで。
(個人的にはバスケットの試合がつぼった)

確かにこういう話って、全てが全てギャグ100%じゃなくて全然良いと思うんですよ。それでも笑ってしまうんです。例えば「み○すり半劇場」をずっと読んでいくようなイメージ(やったことないですが)で、「くっだらねーなー」と思いながらにやにや読んでいると、いつの間にか罠にかかって笑ってしまってるという、なんか卑怯というか(←お前が言うな)うまく読み手にテンションを作らせるというか、そういう不思議な感覚に引き込まれます。お決まりの入りからすでに魔法にかけられてしまっているというか。

なので更新されるとすぐに読みに来てしまうのです。あたかもパブロフのわんこのように……

(ちなみに下ネタではないです。姉と弟の愛のお話です、今のところ。念のため)

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