この作品を読んでいると自らの心に疑問が生まれそして解決される天使とは? 悪魔とは? 魂とは? 世界とは?繰り返される神の奇蹟「私の魂も、地上の虫の魂もその重さは等しく、偉大にして無価値なのだ」詩のような文体に紡がれる世界観(宗教観ではないと思うのです)と無重力の中で浮遊するかのような天使の感性がリアルで、いつまでも読んでいたい、そんな作品です。 ~ Sincerely yours ~