概要
「なあ、シャル。悪魔ってなんなんだろうな……」
四方を山々に囲まれた世界。そこには、西方のジュードヴェル王国と東方のオズノルド共和国という2つの国家が存在していた。そして、その二国を東西に分断している存在いた。それは、”植物”である。植物はこの世界に生きる全生物の頂点に位置し、人類以外の生物はそのほとんど絶滅させられていた。人類はその脅威である植物を利用し、なんとか生きながらえてきた。そして、人類は数百年の歳月をかけ、植物の住処である樹海に道を通すことに成功する。それにより、東西が結ばれ、二国は覇権を巡って争いを始めることになる。
そんな時代、熱波による植物活性化で一時休戦していた頃、西のジュードヴェル王国に、ギルバートという青年がいた。彼は王国の主要城塞都市のひとつであるファーラル城で訓練兵として修練に励んでいた。そして、西暦(アー
そんな時代、熱波による植物活性化で一時休戦していた頃、西のジュードヴェル王国に、ギルバートという青年がいた。彼は王国の主要城塞都市のひとつであるファーラル城で訓練兵として修練に励んでいた。そして、西暦(アー
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