兵法マニアの男子高校生が異世界転移で即軍師採用！〜大きくも弱い国家を覇者に押し立てるぞ！

主人公は兵法マニア、その力を活かして異世界で生き延びようと努力していきます！

三国志のような世界観で、読んでいるこちらもとても勉強になります！！

さあ、この軍師の生き様を見よ！

兵法。それは戦を円滑に進めるための戦い方や駆け引き。
時にこちらの優位性を見せつけて、戦わずに勝つこともできる高度な戦術論。

そんな兵法マニアの高校生、奏多くんが、国同士で戦争をしている異世界に召喚されました。
異世界召喚と言うとチート能力で無双するイメージがありますけど、兵法は決してチート能力ではなく、しっかり学んで身につける事で誰でも使えるもの。
実力が認められ一国の軍師となった奏多くんは兵法を用いて戦に勝利し、その兵法を他人にも伝える事で、戦いを終わらせようと奮闘していきます。

意図せず異世界に来てしまいましたけど、一度戦いに関わった以上は最後までやりとげようとするのが奏多くん。
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兵法。それは、軍学、兵学のこと。
普通の学校で習うことはありませんが、その気になれば、専門書を読んで学ぶこともできるでしょう。
本作の主人公カナタも、そんな風に兵法を勉強していました。

しかしいくら学んだところで、現代日本では活かす機会はなく、あくまで趣味の領域。
しかし、ふとしたことから異世界に行ってしまったことで、それは一変。
その世界にはない兵法を活かして軍師となり、大国との戦いの日々が幕を開けるのです。

カナタ本人は、魔法なんて使えず剣を振るうわけでもありません。
ですが、剣は一人の敵学ぶに足らずという言葉もあるように、世の中に大きな影響を与えるのは、個人の武勇ではなく集団を指揮…続きを読む

著者さまの豊富な兵法の知識をもとに書かれた作品です。
架空の王国ユーハイム公国で、異世界に紛れ込んだ高校生が無双します。

三大王国との戦いに巻き込まれた、主人公玖月奏多は、いつしか軍師として、国の信頼を得るようになっていく。

さて、「戦わずして勝つ」孫氏の兵法書は、どこまで、この異世界に通用するのか、興味がつきません。

兵法を日常生活にも活かして、三年間テストで満点を取り続けた秀才男子高校生「奏多」が異世界で軍師として活躍する物語です。

転移した先の異世界は三国志のように3つの国が睨み合っている状態。
そのうちの一国で奏多は自らの力を認めさせ、上へとのぼっていく。

読みながら兵法を学べて興味津々です！
現代の国際情勢も兵法を学んだ奏多の視点から語られて大満足。

これからどんなふうに兵法が活かされていくのか、すごく楽しみです！

諸葛亮、山本勘助、そしてヤン・ウェンリー。
世に名を遺した名軍師が愛読していたといわれる、孫子の兵法書。
その知識を駆使して、大軍を勝利へ導いてみたい！
そう思って少年時代を過ごしたという方も少なくないだろう。

この作品を読んで、今一度その頃の気持ちを思い出してみてもイイのでは？