概要
大人の童話。優しい悪魔が恋の魔法をかける。微エロファンタジー。
森の奥に住むソルティレージュはたいへん腕のいい魔法使い。純白の髪と赤い瞳の美青年だが、じつは彼の正体は一角の悪魔だった。優しい悪魔が森の魔法屋をおとずれる人々に幸福をもたらす、大人の恋愛ファンタジー。ときに甘く、ときに切ない連作短編集。最初の二話は西洋の童話などを元ネタにした話です。そのあとオリジナルに。全十二話。どれか一話だけ読んでもらえるならお勧めは三話の『白い花』か、七話『空高く』です。
※注 西洋では一角獣(ユニコーン)は警戒心が強く、処女や童貞にだけ心を許して近づいてくると言われています。ソルティレージュの設定は、それをちょっとエッチにアレンジしてあります。
登場人物
ソルティレージュ
一角獣の悪魔。銀の角の持ちぬし。ふだんは人間の姿に化身して、森の魔法屋として暮らしてい
※注 西洋では一角獣(ユニコーン)は警戒心が強く、処女や童貞にだけ心を許して近づいてくると言われています。ソルティレージュの設定は、それをちょっとエッチにアレンジしてあります。
登場人物
ソルティレージュ
一角獣の悪魔。銀の角の持ちぬし。ふだんは人間の姿に化身して、森の魔法屋として暮らしてい
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!美醜のコントラストが際立たせる、儚く美しい世界。余韻は優しさと幸福感
読み終えた時、
幸福のおまじないがかけられているかも。
やっぱり、物語は最後まで読むべきなんだなと、再認識させられた作品。
愛と優しさを感じる物語でした。
愛の、色んな形。
報われない想いだって、尊い思い合い。
ひとを想う気持ちって、綺麗ですね。
物語序盤には、
頭の固い夢のないおばさんは
衝撃を受け、首をひねりました。
思い出の中のグリム童話に、
乙女が直面する不安、恐怖、警戒、悍ましさ…そうしたものを暗示している
と、勝手なイメージを強く持ち過ぎていたせいなのかもしれませんし、
ユニコーンの魅力を知らないから、頭ごなしに疑ってしまったのかもしれません。
物語に登場する乙女たちの誰もが、…続きを読む