概要
2025年12月25日 角川キャラクター文芸さまより書籍発売が決定いたしました!
『異能の姫は後宮の妖を祓う 平安陰陽奇譚』
著者 藤夜
イラスト / キャラクターデザイン マトリ
キャッチコピー「癒しの力を持つ姫は美しい天才陰陽師に攫われて——」
同日12月25日 マッグガーデン関西事業部マグカンさまにてコミカライズ連載開始です!
『異能の姫は後宮の妖を祓う 平安陰陽奇譚 THE COMIC』
漫画家 にしき秋湖
*web版とは、物語の結末等一部内容が異なります。
中納言の姫でありながら、母を亡くし寂しい暮らしを余儀なくされていた二の姫・楓子。ある夜、今上帝に入内した腹違いの妹姫・桜子の病の祈祷に呼ばれた陰陽師・賀茂利憲と出会
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!小説を書くために読み込まれた資料の数々。作家としての姿勢に敬服します。
内容については、すでに先にお書きになっている皆様の素敵なレビューがありますので、そちらをご覧いただければと思います。
まず読んで気づかされたのが、設定の奥深さでした。
平安時代という実在の歴史の中に構築された、虚実ないまぜの世界観。そこへ自然と読者を誘う構成に、冒頭から引き込まれました。
読みやすい文体と、今にも動き出しそうなキャラクターの造形も相まって、気づけば最新話まで一気に読了していました。
さらに作中で触れられていた参考文献の数々から、この作品を執筆するにあたり、どれほど真摯に物語と向き合ってこられたのかが伝わってきます。
いち書き手として、その姿勢に深い尊敬の念を抱かずには…続きを読む - ★★★ Excellent!!!美しき後宮の裏で蠢く呪い、男装の姫と陰陽師が辿り着く真実は
平安×男装×陰陽師、さらに式神バトルと後宮ミステリーまで!三層どころか、魅力が幾重にも重なった陰陽奇譚にすっかり夢中になりました。
妹を救うため男装して陰陽寮へ飛び込んだ姫・楓子が、陰陽師・賀茂利憲と共に後宮の怪異へ挑む——導入から引きが強いです。装束や調度、宮中の距離感まで"空気"として立ち上がる描写が濃密で、一気に物語の中へ連れていかれました。
後宮の権力構造が生む緊張感、怪異の謎解き、式神バトルが噛み合っていて、各話の引きも強く、気づけば最新話まで一気読み。
利憲の不器用な優しさ、斉彬の軽妙さと真っ直ぐさ、飛燕や玄武、夜狐といった式神たちの愛嬌と頼もしさ——キャラクターも本当に魅力…続きを読む - ★★★ Excellent!!!平安×男装×陰陽師!さらに三角関係まで!
不遇な扱いを受け育ってきた楓子はある日、屋敷にやってきた陰陽師・賀茂利憲から入内した妹・桜子が病に伏せっていると聞き、会わせて欲しいと頼み込み……。
男装し、陰陽生となった楓子は利憲と一緒に桜子の呪いの正体を暴いていく――。
親からの愛情を感じられずに生きてきた利憲と楓子の少しずつ信頼を育んでいく関係もいい! いいのだけれど、さらにそこに利憲の悪友である遊び人な斉彬が絡んできて三人の三角関係が繰り広げられます! この斉彬がとてもいい! いわゆる当て馬! どう考えても当て馬! 絶対に結ばれることはないとわかっているけれど、男だと思っている楓子にドキドキしてしまったり、実は女だとわかるとグイ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!不遇な姫君の冒険絵巻
楓子は中納言家の二の姫。母を亡くし、父には顧みられず不遇な姫君でした。ある日、入内した妹の祈祷のために来ていた加茂利憲に力を見出され、陰陽生として男装して楓として出仕することになります。妹姫を守るために。
ここから物語がはじまります。
人付き合いは苦手な利憲、人妻や後腐れない恋を謳歌する斉彬。そこに入る男装の姫。
萌えないわけがありません。このシチュエーション。
また、陰陽師のバトルもあり、カッコいい呪文などバトルシーンもオススメ…!!
ミステリ要素もあり、誰が呪いをかけているのか追いかけていくのもドキドキして面白いです。
それでもこの作品のいちばんの注目は、人間模様だと思うのです。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!月影に咲く恋
平安の闇を舞台に、妖が跋扈する後宮の謎と恋が絡み合う物語。ヒロインの楓子は孤独な姫ながらも強く賢く、運命に抗います。陰陽師・賀茂利憲との出会いが、彼女の未来を大きく変えていきます。
楓子は、大切な人を守るため、身分を隠して真実を追います。妖を見抜く眼と呪詛に耐性を持つ彼女の異能は、物語の鍵。一方、利憲は冷静でありながら次第に彼女の存在を意識するようになります。互いの心の距離が少しずつ縮まっていく過程が丁寧に描かれています。
文体は雅かつ軽やか。妖と陰陽道の神秘的な要素がロマンスの魅力を引き立てます。異能が明らかになるにつれ、宿命と向き合う楓子。試練に直面するたびに変化する利憲との関…続きを読む - ★★★ Excellent!!!平安もの良いとこどり贅沢セット
平安時代を描いた作品と言えば、やんごとなき雰囲気の裏で行われる宮中の愛憎劇や、式神操る陰陽師のアクションファンタジーがぱっと思い浮かぶかと思います。
そうです、まさにそれが詰め込まれてます。
更にミステリ要素もあり、宮中のあちこちを移動して捜査する様子は、シティアドベンチャーを見ているかのような雰囲気があります。
つまり、平安ものに求められているものの要素を贅沢に詰め込んだ上に、+αまでトッピングされてるわけです。
また、文章表現も平安の時代にふさわしい落ち着いた雰囲気が漂っており、それでありつつも固くいかめしい雰囲気のない、女性主人公らしさのある角の丸い文章となっています。
そのおかげで、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!平安時代にて語られる二の姫の陰陽物語
楓子は二の姫であり中納言の娘ですが、母親を無くして淋しい生活をしておりました。そんな時、彼女の腹違い妹の姫桜子の病の祈祷に呼ばれた陰陽師の賀茂利憲と出会います。利憲が姫の呪いを祓った後、桜子に会いたいと願う楓子を、彼は中納言邸から連れてゆきました。利憲の指示で男装し楓と名乗って陰陽生になります。桜子の警備を任された左近少将の斉彬と仕事をともにします。そんな最中、桜子が狙われていき、怪しげな獣が現れるようになり利憲と斉彬とともに楓は自分の大切な家族を守ろうとしますが……。
平安時代、描写も見事であり、陰陽師としての和風ファンタジー要素、かつ陰陽師としての描写も書かれる文章力は想像できるもの、…続きを読む