概要
虐げられた姫を攫ったのは、美しい一人の陰陽師だった
中納言の姫でありながら、母を亡くし寂しい暮らしを余儀なくされていた二の姫・楓子。ある夜、今上帝に入内した腹違いの妹姫・桜子の病の祈祷に呼ばれた陰陽師・賀茂利憲と出会う。彼は中納言邸に巣食う蠱毒の妖を祓い、女御である桜子にあいたいと願う楓子を中納言邸から攫った。
利憲の指示で男装し楓と名乗って陰陽生として出仕する彼女は、桜子の警備を任された左近少将・斉彬と仕事をすることになる。何者かに呪殺されんとしている桜子を守ろうと、楓子は利憲・斉彬と共に調査をするが……。
悲運の姫の平安陰陽奇譚、二人の男性に挟まれた異能を持つ姫の行く末はいかに?
利憲の指示で男装し楓と名乗って陰陽生として出仕する彼女は、桜子の警備を任された左近少将・斉彬と仕事をすることになる。何者かに呪殺されんとしている桜子を守ろうと、楓子は利憲・斉彬と共に調査をするが……。
悲運の姫の平安陰陽奇譚、二人の男性に挟まれた異能を持つ姫の行く末はいかに?
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?