概要
散る、散る、満ちる……電脳空間の深層へとダイヴし、青い鳥の謎を追え!
元・電脳犯罪対策部の捜査官で、今は電脳空間内(MEL空間)の便利屋をしている俺の前に、電犯の捜査官である都筑・リード・創慈と名乗る捜査官が現れる。
腹の立つ事に脅迫めいた『捜査依頼』をしやがり、俺は仕方なくリードと共にMEL(メル)空間で失踪した少年の行方を追う……
しかし事件はそれだけじゃなく、俺がずっと追っていた『青い鳥』の関与している可能性が出てきやがった。
俺は基本、コンビを組むタイプじゃないが、『青い鳥』に殺された俺の伴侶・真莉奈の為にも、協力してやるよ……クソッたれめ。
ニヒルな電脳空間ダイバーと、エリートだが窓際(?)捜査官が、電脳空間や現実世界で起きる事件を追う!
アクションあり、ミステリーありの連作サイバーパンク・ハードボイルド作品!
チルチル・ミチル……散る、散る、
腹の立つ事に脅迫めいた『捜査依頼』をしやがり、俺は仕方なくリードと共にMEL(メル)空間で失踪した少年の行方を追う……
しかし事件はそれだけじゃなく、俺がずっと追っていた『青い鳥』の関与している可能性が出てきやがった。
俺は基本、コンビを組むタイプじゃないが、『青い鳥』に殺された俺の伴侶・真莉奈の為にも、協力してやるよ……クソッたれめ。
ニヒルな電脳空間ダイバーと、エリートだが窓際(?)捜査官が、電脳空間や現実世界で起きる事件を追う!
アクションあり、ミステリーありの連作サイバーパンク・ハードボイルド作品!
チルチル・ミチル……散る、散る、
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まさしく読みやすいSF作品
Twitterタグ反応をくださりありがとうございました。
冒頭、少々アウトローな主人公とギーグ丸出しな相棒、呼ばれる彼の二人の会話から始まりますが、読んでて思ったのは「小難しい単語を一気に出さない」ということでしょうか。
SF作品を書く際、どうしても世界観の説明などで大量の設定を記載してしまうような小説は多々ありますが(無論上手な人はそれでも読ませる文章を書きます)、この作品では軽い会話の中や、主人公である兎羽野の一人称から語られる情報はかみ砕いて、あるいは今必須ではないものはさらりと、なんとなく予想が付く程度の文章で流される。
非常に読みやすく、また主人公の小気味がよい台詞や所作は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!圧倒的な文章力!とにかく格好いいハードボイルドSF!
とにかく設定、世界観が作り込まれていて、それを自然に読み手がイメージできる表現力の高さ。
久々に震えました。
これは凄い。
自信をもって他者にオススメできる作品です。
ネタバレになるので内容については触れませんが、SFというジャンルをあまり読んでいない人にも是非読んでほしいです。
現実世界で生きると言うことの辛さ、苦しみに翻弄される登場人物達の心理描写もさることながらアクションシーンのスピード感、カッコよさ、どれも素晴らしいの一言。
褒め過ぎじゃないかと思うなら読んでみるべきです。
きっと、こりゃすげぇわ。ってなりますから(笑)