〖完結〗アイドルを推すのがオシゴトです！～終末世界を救うため、推官《すいかん》になれってどういうこと！？～

主人公は、アイドルDestirutaの推し活に勤しむ陽華さん。
ライブの現地参戦中に最推しと目が合ったような気がした彼女は、そこから予想外の出来事に巻き込まれていきます。
手に汗握るバトルシーンのほか、読者までドキドキさせる恋愛シーンも盛り沢山。
異世界ファンタジー好きな方や、推しのいる方には特にハマる作品だと思います。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（18文字）

高校生の南條陽華は、アイドルオタク。
推しのアイドルグループ、Destirutaのライブで最推しの天真と目が合ったら、天にも登る気分です。
もちろん、目が合ったというのはオタクの幻想。だけどそんな幻想でも、十分過ぎるほどの幸せを貰える。それがオタクであり、それが推しの尊さでもあるのです。

そう、思っていたらですよ。なんとその天真が、さらにDestirutaのもう一人である陸明が、揃って陽華の前に現れたのです。
果たしてこれは夢か、妄想の世界にトリップしたのか。
しかもその二人、さらに驚くべきことを言い出すのですが、そこは伏せて起きましょう。どうしても気になる方は、作品のタグを見るとヒントが…続きを読む

南條陽華ちゃんは、Destirutaというアイドルの大ファン。
ライブに通い、自分でグッズを作り、推し活をしている陽華ちゃんですが、そんな彼女の前に現れたのがDestirutaのメンバー。天真さんと陸明さん。
推しのアイドルと直に会って興奮を抑えられない陽華ちゃんに、二人が信じられない事を言ってきます。
実は二人は異世界の出身者で、自分達の世界を救うため力を貸してほしいと言うのです！

実は彼らの世界におけるアイドルは、世界を守る勇者のようなもの。
そしてアイドルは、推してくれる人がいれば力を増すのです！

アイドルとそれを推すファンが力を合わせることで世界を救う設定が斬新な、アイドルアクシ…続きを読む

【アイドル】
信仰の対象としての偶像、神像を崇拝すること。転じて熱狂的なファンを持つ歌手や俳優を指す。

推しと目が合うなんて、オタクの幻想……と思っていたオタク女子高生南條陽華だったが、なんと後日推しに会うことに!?

「陽華ちゃんの力を貸して欲しいんだ。……ボクたちの故郷を滅亡から救うために」
「ボクと天真は、こことは別の世界、所謂異世界から日本にやって来たんだ。この世界にいる『推官』を探すために」

世界の守護者である『アイドル』の力を、最大限引き出すことが出来る『推官』。
推しグッズに力を込めることができる陽華は、強い決意のもと、彼らの世界を救う『推官候補』として異世界へ渡ることに！…続きを読む

女子なら一度は妄想するやつなんじゃないかと思うんですよ。

大好きなアイドルがたくさんのファンの中からたった一人、自分だけを見つけてくれて、それで秘密の関係が始まっちゃったりして――、なんて！

もう最高か！最高の展開かっ！

実際、コンサートに行くと「いま私と目が合ったわ！」「いまのウィンクは私へのアイコンタクトに違いないわ！」なんて思ったりするわけじゃないですか。まぁ、私、アイドルのコンサートとか行ったことないんですけども。ないんかい。

でも、そんな話はよく聞きますし、この『雲の上の存在になぜか選ばれてウッハウハの逆ハー展開！』みたいなのは漫画や小説でもよくあるやつです。

ええ、よく…続きを読む

推しの男性アイドルが、実は異世界人でした！？

そんなところから始まるアイドル小説です。


推しのアイドルは、異世界の守護者の役割を背負っている立場、『異世界アイドル』なのです。

異世界では、アイドル活動をすることで世界の均衡を保っていると聞かされます。(素晴らしい世界)
異世界と言えど、アイドル活動に必要なのはファンです。アイドルはファンに推されることで、自身の力を最大限発揮できる。


「異世界を救うために、ボクたちを推して欲しい！」


街でばったりと会った、最推しアイドル。
急にそんなことを、直接本人の口から、キラキラした瞳で言われたら……。💕


異世界のアイドルを推すのがお仕…続きを読む