第9話 運河作りの次に


 3160年1月23日光の日から運河作りは始まった、ヨカロン川が壁の中に入った所か


ら1km程来た辺りに10m程間をあけて置き、そこからスタ-トして行く事にして運河


の幅を20m水深を1.5m位に設定して始める、先ずは西に掘り進めて行と途中に100m


程の丘が5km程続くところが有るので、トンネルを掘り進めて壁を強化しながら進め


て行き5kmを10日で抜けた、そのトンネルが完成すると又通常の運河に戻り西に進め


て行き100km程来た辺りで南に向きを変えて掘り始めた、ここ迄は150km程掘て来


たがここで1週間の休憩として今までに30日掛り150km掘ったことに成り1日平均


5kmの進捗だ、トンネルは5kmを10日掛かったのでトンネル以外は1日7.25km進ん


だことに成るので凄いスピ-ドだし、3人のレベルもどんどん上がるのでこれからは


もっと早く成ると思うが、こうやって所々で休みを入れながら行かないと3人の体力


が持たない、特に一番年下のイグリナスは7才のなので体力的に厳しいと思うが彼女


は負けん気が強いので弱根を吐かない、だから俺は余計に注意が必要と考えているし


彼女は大切に育てたい、1週間が過ぎた今日は2月の30日無の日で村の作業は休みだが


俺達はスタ-トした、ここから南に進んで行き400km程有るが1日7.25kmの割合で


行くと55日で辿り着くことに成るが、速度が上がり今日の作業を見ていると前より早


く成って居るのは見た目にも分かる。それからもどんどん進み1カ月が過ぎ3月の29日


に成りここまででほぼ完成して居たが最後の海との接続をすると言うより滝の様に


成りそうで、そうなると目立ち過ぎて帝国からの調査隊とかが来るかも知れなかった


のでトンネルを掘り直接海に流す方法をとった、掘り終えて水を流すとどうなるかが


問題だが壁の所の10mを繋ぐと水が流れる様にしているし傾斜も少しづつ付けたの


で流して見たいが明日にする事にした、壁までここからは500km近く有り俺の転移


を使って一人づつ運んでも3回掛り俺がへ足るので今日はここから馬車で移動して行


き明日みんなで運河を繋げて俺がここにチェックに来れば良いだけだ、3人を家に


馬車で送り俺も明日に備え帰る事にした、次の日運河と川の接続に4人でする事にし


た最後の所は俺が作った壁で塞ぎ運河と繋がり、壁の強化を特に接続部分を念入りに


して俺が壁を解除すると勢いよく川の水が運河に入り流れて行った、俺は海の所に転


移して待つが中々水が来ない550km程も有り傾斜も緩やかなので流れる水のスピ-ド


も遅い、水の流れが時速50kmとすると11時間かかるのでこんなもんかと思いながら


家に帰り昼ご飯を食べに来た、丁度クリ-マが昼食を作り終えた所で早いが食べて又


転移したがまだ来ていなかった、それから7時間ほどしてやっと流れ着いた水はトン


ネルに入り最初は海が濁ったが、やがてその濁りも無く成り見た目には全く分からな


く為った、俺はこれで良しと思い次の段階に入る前に3人を鑑定して見た、



       マリ   人族  女の子(14才)  レベル16


 HP  250

 MP  250


 スキル  土魔法


 土魔法  レベル7 ・ア-ススピア ・ア-スバインド ・ア-スシ-ルド

           ・土壌改良 ・壁作成 ・トンネル作成

  


   マイ-ラ  12才  人族(女の子)   レベル19


 HP  390

 MP  400


スキル  土魔法  家事  剣術


 土魔法  レベル9 ・ア-スバインド ・ア-ススピア

           ・ア-スシ-ルド ・土壌改良 ・壁作成

           ・落とし穴 ・トンネル作成 ・ア-スクエイク


 家事   レベル2 ・料理が出来る


 剣術   レベル1

  


    イグリスナ 人族  女の子(7才)  レベル18


 HP  350

 MP  370


スキル  水魔法 土魔法


水魔法  レベル5 ・ウォーターボール ・ウォーターシ-ルド

          ・ヒ-ル ・ウォーターボム


土魔法  レベル8 ・ア-ススピア ・ア-スバインド ・ア-スシ-ルド

          ・土壌改良  ・壁作成 ・トンネル作成 ・ア-スクエイク



 3人共に土魔法がレベル2づつ上がった様で土魔法のレベルは達人級に達した、俺は


この事に気を良くして次の事を考えていた、ユ-ロン半島とラガナ半島を海底トンネ


ルで繋ぎ出入り口(帝国側)を完全に掌握すれば帝国にも通路が出来るので作る


事にした、3人には1週間の休暇を出したので作業は来週からに成る、作業は4月7日水


の日に開始するが其れまでに俺はゴーレムを増やして行く事にした、トンネルが完成


すれば帝国も黙ってはいないと思うし、出口の近くにカンテトの町も有りトンネルの


出口を10mの高さの壁で覆い門を二重に着けて防御を固め壁の上にゴ-レムを配置


して守り,全部で200体のゴ-レムを配置したいゴ-レムの武器も鉄とミスリルの合


金にした槍に統一しておき、壁には魔法防御の魔法と不壊を掛けて置けば少々の事で


は落とせないし、万が一帝国に遣られた時はトンネルの入り口に壁が出来る様に仕掛


けを作り対策して置く事を考えていた、森で捕まえる魔物の魔石でどんどんゴ-レム


を作り出して行き、オーガロードの魔石レベル14を使いミスリルで作ったゴーレムを


隊長にした、結局ゴーレムは300体に成り隊長はブランシルと言う名前にした、ネー


ムドに成ったブランシルと俺は念話で繋がり逐一報告が入り危なく成ると俺が行く事


にしていた、その場合は仮面をつけて顔がばれない様にする事にして、後日買い物や


帝都に行く際に顔がばれて居ると行きにくい、ここ迄準備したので4人でトンネルを


掘り出し幅は10mで左右に人が歩くスペースを1m作り、馬車道は4mにして中


央に50cm幅の溝を作り真ん中を中央分離帯とした、トンネルは8km程に成りユ-ロン


半島側にも壁は設置して置きいつでも閉鎖出来る様にして、トンネルの中央には馬車


がユ-タ-ンが出来る様に50m程を中央分離帯を無くして、溝だけにして広さもそこ


は15m程にして置き退避所としても利用できて、ほぼトンネルの中間地点に設置した


のでここから引き返しても距離は同じだ、ここ迄作り帝国側の出口から300mを囲い


二重の門を付けて最後をつなげた、其処にゴーレム部隊を配置して行き壁は10mの高


さに幅が3mも有るので簡単には壊れなくして、壁の上をゴーレムが歩き易くして落


下防止に帝国側を1上げ11mにした、トンネルが出来上がり2時間ほどしてモンテトを


の領主が兵50人を連れて遣って来た、ここの領主は子爵でグロイ・モンテトと言い着


くと大声で問い掛けて来た、「お前たちは何処から来たここは帝国領のモンテト子爵


の領地速やかに立ち去れ」と言って来た、俺が顔に仮面をつけて返答した「我々はユ


-ロン半島を領地にするホウライ国なりここに我々の通路を作り交易をする為に来


たこの出入口は我々の物だ」と言うと、子爵が「そんな事は断じて認められん速やか


に開け渡さないと武力を持って行使するど10分待つてやる良く考えろ」と言うので、


ゴーレムの配置を始めると「なんだそれは帝国とたたかう積りか」と言って攻撃の号


令をかけた、俺はゴ-レムの隊長ブランシスに声を掛けた奴らを静めろと、ブランシ


スが前に出ると隊長の体が2.5m程有り子爵の部隊は急停止した、そして子爵の声がし


た「なんだそれは我々に歯向かうのか」と大声を上げて後ずさり、ゴーレム部隊が前


進すると全ての子爵隊は500m程後退した、その頃モンテトの町は大騒ぎに成って居


た突然トンネルが出来てユ-ロン半島の住人が攻めて来たと騒ぎに成ったが、ギルド


から派遣された斥候職の冒険者が見て来た所によると、ユ-ロン半島側は交易がした


いと言って来た様でトンネルは壁で見えないが、壁は立派でちょっとに壊せないと見


ていたしその技術は我々の上をいく様で、交易がしたいと言うならしても良いと考え


ていた、其処に商業ギルドの代表が冒険者ギルドに入って来たそしてギルマスに言っ


た何やら面白くなって来ましたな、ここは何も無く魔の森からも遠くて半島の端っこ


で面白味の無い所遣ったが、これで面白く成るでわしは交易に賛成や子爵が何と言お


うと交易するといった。         

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