第57話 帝国の争乱
俺が砂漠の探査をしてから5年が経過した、ホウライ国は益々発展して居た自由都
市には商人が30万人冒険者が20万人が生活をして居た、ダンジョンは相変わらず活況
で多くの冒険者を養っていたし、ホウライ国も人口が増えて生産量も上がり現在は
色んな製品と素材は元より、農作物や果物其処に壁で取れる肉と魔石に皮と言った素
材が豊富に有った、最近では学校にも帝国東部の町や貴族の姉弟が学びに来ており、
活況を呈して居た何より全寮制で食事に困らないのが受けて居て、ホウライ国の人口
が30万人を突破して居て大分家も多く成って来ていた、ホウライ国の発展もそうだが
侯爵領がト-マンツが100万人を突破して増えておりアゴルが50万人に成り、ホトマ
イにスストンが合わせて30万人に成ったので人口も増える一方だった、そんな時に帝
都からクロイツム侯爵に移転を命令して来た、侯爵はそれを断ると侯爵に謀反の疑い
が有ると言って兵を向けて来たのが始まりだった、侯爵からの要請でゴウレム部隊を
2000体連れてト-マンツに来ていた、戦場はアゴルの北の平原とコクレムから侯爵領
に来る途中の街道が交差する地点が戦場に成りそうで、帝都は5万人の兵を送り出し
たと言う情報が来ていた、兵はコクレムを通り進軍するのが3万人でロココ半島を迂
回して来るのが2万らしいが、俺はアゴルから一気に道を付けて行って何時でも帝都
に迫れる様にして置いた、帝都は船では不利と見たのか船は使わない様だがこちらは
それに合してやることも無いが今は船は使わ無いと言う事だった、侯爵軍は以前の第
三軍と第四軍が主力でその戦力は両方で3万人だった、其処にヨゴナ伯爵軍が加わり
総勢が3万5千というところだったが、俺のゴーレム部隊が強力だった隊長のリ-ガン
とオガキンとブランシルの3体で帝都は落せそうだが、帝国軍を待つ間にゴーレムを
増やして居たゴーレムは全部で3000体に成って居た、ゴ-レム部隊が敵を先ずは攻撃
することに成ったが、一気に蹴散らしても良いそうだがその辺はリ-ガンとオガキン
とブランシルの3隊長に任せる事にして念話だけは繋いでいた、先ず戦端が開いたの
がリ-ガンとオガキンの部隊で2000対3万の戦いだったが、帝国軍は10日程軍行して
疲れて居たのか精彩が無くゴ-レム部隊を見た兵士が驚き、リ-ガンとオガキンが2
体で突っ込んで行くと帝国部隊が総崩れに成り、ゴ-レム部隊の圧勝が確定してしま
った帝国兵が敗走して行く中、ゴ-レム部隊は捕虜は取らないで向かって来なければ
攻撃しない、次のコロロ半島を迂回してきた部隊はブランシル隊の1000体で蹴散らし
て仕舞い終わった、帝国の敗戦が帝都に伝わると帝都はパニックに成り貴族は我先に
逃げ出したそうで、帝都スガルナでは戦闘は無く帝国はここに崩壊した、王族はトガ
ルガとルコ-トを越えて城塞都市コクトに逃げ込んだそうで、侯爵が帝国をほぼ制圧
して今後をどうするかの検討に入った、俺は一気に城塞都市コクトも責めるか王族が
エテナ王国に亡命するかの何方かが望ましいという意見だった、一応追い出さないと
平和を迎えられない可能性が有るし遣る時は徹底的に遣る方が良いという意見でそう
する事に成った、俺のゴーレム部隊がその侵攻をを引き受けて帝国の全土を掌握して
行った、侯爵が新たな帝国の覇者に成りヨゴナ伯爵が侯爵になり俺にはラガナ半島が
与えられた、其処でホウライ国も名称を変更してホウライ王国に名前を変えて、初代
国王にユキノスケ・ホウライと成りこの戦争の後にホウライ王国は人口が急激に増え
て150万人に成って居た、これでやっとユ-ロン半島全体が使える様に成って来た、
俺は一度黒竜の所に報告に来ていて黒竜にここ迄の経過を説明すると、人族が頑張っ
て居るなと言う解釈らしいが偶に遊びに来て喋って行くようにと言われた、それから
家に帰りながら急に奥さんに会いたくなった、それから10年程の月日が流れたが俺の
姿が25才位から全く変わらなく成って居た、俺にはすでにシナ-ルに3人とアグリス
に3人とイマリカに2人とスマイラに2人とマイ-ラに2人とサイラに1人の人族が13人
とエルフが1人ダ-クエルフに2人と子供が居た、エルフの王女との間に出来た子はハ
イエルフで1500年ぶりに生まれたそうだ、ダ-クエルフのマカホ-リンとの間の子も
普通のダ-クエルフとちょっと違っていて、ほぼエルフと言ってもいい位になって居
てハイダ-クエルフと成って居た、姿は今迄と同じだがダ-クエルフの特徴のダイナ
マイトボディーに将来は成るのか楽しみだ、俺の子サクラが15才に成りアサヒも13才
に成ったし、ホウライ王国は温暖で気候も良くて温泉が湧きガバロン大陸の至宝と呼
ばれる様に成って来た、ラガナ半島も順調に統治して居てガバロとルカトとヨゴナ領
主にグライルが伯爵に成り、其処より南部をサイラスが子爵に成り収めて居た、その
頃にはユ-ロン半島とイ-ラン島を繋ぐ海底トンネルが完成して居た、約100kmの長い
海峡の下をトンネルが通じて50km付近には休憩所がつくられた、俺の壁強化の魔法
で作り出した壁は頑丈で鑑定しても半永久使用が出来ると成って居た、イーラン島も
ホウライ国の一部に成ってしまったのでサルカスを伯爵に任命して統治させていた、
イ-ラン島も元王都の有った辺りから山田村の辺りまでトンネルを通し交通の便を良く
して、リド-ト開発と南国を満喫できる様にして行った、それとイ-ラン島は何と言って
もブドウの産地でブド-酒の一大産地に成って居た、イ-ラン島北部で作るブド-酒と南
部で作るブド-酒の味が違い、中部で作るブド-酒のも又違う物が出来てこの世界に
ワインが無くて成らない物になつて来た、そこら辺まで着てホウライ王国も盤石の態
勢が出来上がり帝国皇帝のクロイツムの妻二人は時々ユ-ロン半島に来ていた、ここ
には二人のお気に入りの風呂温泉が有ったので度々お忍びで来ていたが、付き人は5
人ついて来て居た何と言っても皇帝の第二夫人と第三夫人だった、ちなみに未だに正
妻が居ない皇帝だったが皇帝もお忍びで着いて来て居たのは世界の秘密だった、トー
マンツ侯爵夫人マリも良く来ていて偶に皇帝婦人たちと示し合わせて来る事が有っ
た、その時はゴ-レム隊長の警備が必要になったが家の奥さん方とも楽しく語らい、
昔話に花を添えて居たが其処にダ-クエルフのマカホ-リンとスマイリ-ガル・パル
ネラが加わると、ダ-クエルフとエルフの衰えない体に羨ましがり話に一層花が開く
そうだ、俺は男なのでそこには加われないが閃いた細胞活性魔法を開発して居たがし
かしこれは俺の妻以外には使わないし秘密にした、其処までに俺がこの世界に来てか
ら35年が経って居た、既に俺は52才に成って居る筈だが姿が25才で世界樹の精霊と融
合してから年を取らなくなった様で、全く姿が変わらないので隠居して居て殆どをダ
-クエルフの村に建てた家に妻と生活して居たが、妻たちも20才25才の頃と変わらな
い容姿をして居て俺の魔法が良く効いて居た、エルフの国はその頃には人口が5万人
に増えて俺の娘のハイエルフスマイリ-ガル・フブキが収めて居た、ダ-クエルフも
人口が増え倍の6000人に成って居たが俺の子供が2人その中に居た、その頃にはクロ
イツム皇帝も隠居してマリエラの子が皇帝を継ぎ二代目に成って居た、ガロハン大陸
は安定した時代に入った様でその後暫くは平和な時が続いた。
☆ ☆-----------------------------------
これでこの作品が完結いたしました。ありがとうございました。
俺は異世界に国を作る事にした つとむ君 @19550512tutomu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます