第17話 ダンジョンと自由都市
俺は二度目の魔の森東側の探索から帰って来た、欲しいと思って居た4品が手に入
り満足のいく結果になった、大量の魔物と魔石も手に入れたので各領地に配りに行く
事にした、植物は当初は1と2の領地で育てある程度の目途が着くと全領地で育てる事
にするが、第一と第二は米とサトウキビと従来品と言う風に分けて行きたいと考えて
いる又変わる可能性も有る、それとそろそろダンジョンの運営方法を考えて行きた
いのと自由都市を作りたい、ここはダンジョンも有るし世界中から商人が集る商業都
市にしたい、税金は売り上げの1%で後は一切税金を取らずに自由に商売をして貰い
お互いに繁栄して行うと言う趣旨で行きたい、ダンジョンの入り口には石碑を設置し
てホウライ国公認のバッチを付けて貰い認識する、このバッチが無いとダンジョン
に入っても石碑の恩恵がない、如何言う事かと言うと10層単位に有るボス部屋裏
の石碑から戻れないと言う事に成るだけで、歩いては帰れるし次に入る時には1層か
らに成るそれを避けたかったらギルドに登録し、バッチを貰い潜る事を推奨するし
其の為の費用は掛からない、俺はダンジョンを二つ作り第一ダンジョンと第二ダンジ
ョンとした、第一ダンジョンはギルドランクがD~Cランクの冒険者用で第二ダンジ
ョンはB~Aランク用のダンジョンにした、当然出て来る魔物も違うし強さも違う落
ちるアイテムも違うと言う二つのダンジョンを作成した、自由都市は東西に15kmと
南北に12km在りダンジョンは中央より東にあり、ほぼ中央に冒険者ギルドを配置し
てその周りには宿をギルドの前に公園を作り、其処に1回銀貨1枚の温泉施設を付け
て温泉の利用を呼び掛けほぼ準備は出来たので俺は帝都のギルドに来て居た、ここ
は帝都の東ギルドで受付に行くとシナ-ルさんが居たのでシナ-ルさんにギルドマ
スタ-に会え無いかと打診した、するとシナ-ルさんは「ユキノスケ様少々お待ちく
ださい確認します」と言って奥の部屋に入って行った、暫くするとシナ-ルさんが来
て「ユキノスケ様お待たせしました此方に来て下さい」と先導して2階に上がり、一
つの部屋の前で止まるとノックをした、中から入れと言う声が有りシナ-ルさんが入
り「Bランク冒険者のユキノスケ様をお連れしました」と声を掛けて俺を向かい入れ
た、其処には少し腹の出た50才位の男性が居たので俺が「Bランク冒険者のユキノス
ケといいます」と挨拶すると、男性は「これはこれはホウライ国代表お待ちして居ま
したよ」と言ったので、シナ-ルさんがホウライ国と小さい声で言ったが男性の声に
消されて聞こえない程の声だった、男性は自己紹介を返して来て「私は当ギルドのギ
ルドマスターを務めるクライムと言います宜しくお願いします。」と挨拶をして呉れ
てシナ-ルさんに「シナ-ル君もう良いよありがとう」と言うと、シナ-ルさんが
「はい、ごゆっくりどうど」と言いながら出て行った、するとクライムさんが「今日
はどの様な御用件でしょう」と言ったので、俺が長々と説明して行き「帝国ギルドの
返事を聞かせて欲しい」と言うと、「分かりましたが私単独ではお答えできないので
2日猶予を頂けませんか」と言った、俺は了承して「2日後に来ます良い返事を期待し
て居ます」と言って、1階に降りて行くとシナ-ルさんが俺を捕まえて聞いて来た、
「さっきのホウライ国とは如何言う事ですか聞かせて下さい」と聞いて来たので、
説明すると今度其処にギルドが出来るのなら立候補すると言い出して、「私は前から
貴方を狙って居たのよ知らなかった」と言った、「俺は全く知らないしそんな素振り
も無かった」と言うと、シナ-ルさんが「それはそうよ安くなるじゃないホイホイと
付いて行けば」と言い、「私と付き合ってくれるでしょう」逆ナンされて「ハイ、付
き合います」と言った、するとシナ-ルさんが「宜しくお願いしますここ辞めて付い
て行きます」と言いながら、ちょっと待って居てと奥くの部屋に入って暫くして荷物
を持って出て来た、そして「お待たせ、行きましょう」と言ってギルドを出て来た、
俺は魔石を売ろうと思って居たが又今度にしようと思った、そして俺はシナ-ルさん
に「結婚して下さい」とプロポ-ズした、シナ-ルさんも「良いわよ。してあげると
言ってキスをして来た」俺は最初から敷かれていると思ったがま良いかと思い嫁さん
が出来た事に喜んだ、俺とシナ-ルさん改めシナ-ルは宿を取り2日後の返事を聞く
のに待つ事に成ったが、何もせずに待つのも時間の無駄なので帝都の商業ギルドに来
ていた、二人でギルドに入ると商業ギルドの受付嬢がシナ-ルを知って居た様で、
「シナ-ルさん本日はどの様な御用件でしょう」と聞いて来た、するとシナ-ルが
「今日は私の夫が用が有ると言うので連れて居ました」と言うと、受付嬢が「シナ-
ルさん。結婚したんですかこの方と?」驚きを隠さなかった、シナ-ルはそれ程の有
名人だった美人だし聡明なので誰が落すかと話題に成る程の女性だった、それがこん
な名も無い男と結婚するなんてとここの受付嬢が思って居た、受付嬢が「それでこの
方が当ギルドに用事が有ると言う事でよろしいですか」と言ったので、「俺はホウラ
イ国代表のユキノスケと言います」と名乗ると、受付嬢がホウライ国?と成っていた
が「ギルドマスターにお会いしたいのですが可能ですか」と言うと、「少々お待ちく
ださい」と言って奥の部屋に入って行った、それから出て来ると「本日はギルドマス
ターが用事で不在でサブマスタ-がお話を聞くと言って居ますがそれで良いです
か?」と言った、「俺はそれで良いです」了承すると、「此方にお越しください」と
案内して呉れた、部屋に案内されて「此方に掛けて少々お待ちください」と言いなが
ら部屋を出て行き直ぐに戻るとお茶お3つ持って来た、お茶を並べると出て行き入れ
替わりに入って来たのが女性だった、その女性が「当ギルドのサブマスタ-をして居
ますミレルバと言います宜しくお願いします」と挨拶をして呉れたので、俺も返した
「俺はホウライ国の代表をして居ますユキノスケと言いますこちらが妻のシナ-ルで
す宜しくお願いします」と言うと、「分かりましたそれで本日はどの様な御用件でし
ょうか?」と聞いて来たので、俺は「ホウライ国はご存知でしょうか」と言うと、
「一応聞いた事は有りますが何処に有ってどう云った国だとかの知識は無いです」と
正直に言って来た、「そうですよね殆がその程度の方が多いですがユ-ロン半島はご
存じですか」と聞くと知って居ますが、「あそこは人が住めない所だと聞いて居ます
が」と言ったので、そう其処を改善して魔の森と平地の間に壁を建て分断したので住
める様に成り「其処に村を作り今は2000人以上が住んで居て住民を募集している所な
のだが、其処にダンジョン都市と自由都市を作り自分の努力と才覚で商売が出来る町
にして行けるように土地を用意したので、ここのギルド内に告知をして貰い来てくれ
ると土地は用意しますし税金は取引額の1%を予定して居ます。これは帝国の冒険者ギ
ルドにも話はしていて返事を明日貰える様に成って居ます。」と言いうと、ミレルバ
さんは「話が大きくて私では返事が出来ませんどうしましょう」と言い出した、なの
で俺は「ここの会員で現状に不満が有る方やこれから商売を始めようとしている方に
この話をして頂くだけで良いです」と言うと、「分かりましたそうします」と言って
「本日はありがとうございます良い話を聞かせて貰いました一度伺いたいと思います
が遠いのが難点です」と言った、それで俺とシナ-ルが商業ギルドを出て宿に帰る事
にした。
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