第13話 俺の住民増作戦
俺とクロイツム伯爵との会談は一応終わり今後ともに会談はして行く事で合意して
居た、俺は如何にかして住民を増やして行かないといけないと思って居るし、其の為
の方法も色々と考えて居たが、帝国に取って厄介者のスラムが整理できれば帝国にと
ってもプラスの筈でこの線を行くのが良いかなと思って居た、なので帝国の各町を巡
り状況を把握する為の調査に行く事にした、先ずは帝国の北の町エテナ王国に近い町
でウイツに来た、この町にも以前来た事が有るので転移出来たが町の事は詳しくな
い、ここはトライラル辺境伯の領都で城塞都市コクトも近くに有り、ウイツ自体も
15万人の町で帝国でも指折りの町だった、先ず俺は冒険者ギルドに向かい其処で
情報が引き出せれば一番手っ取り早いし俺も冒険者なので打ち解けやすいのも
有るのでそうした、ここのギルドに来るのは3回目位で殆どの冒険者も俺の事は知ら
ない筈で、受付に行くと案の定知らない様で「いらっしゃいませ本日はどの様な御用
でしょうか?」と聞いて来た、俺はタグを見せて受付嬢に言った「ちょっといい仕事
で儲かったのでここの孤児院に寄付でも仕様かと思ってな俺も孤児院の出身なんで」
と言って「俺は場所を知らないんだ教えて貰えるかい」と言うと、お姉さんは(25才
位)簡単な地図を書いて渡して呉れた、それを貰って書かれた所に向かうとそれらし
いぼろい建物が見つかった、其処で俺はシスターの様な年配の女性に声を掛けて見て
寄進を申し出た、そしてここの孤児の内訳やらを聞き金貨5枚を寄付して13才と14才
を引き取りたいと申し出た、ここの孤児院も15才に成ると卒業しなければ行けないし
13才と14才は直ぐに卒業に成るので、本人たちも気が気じゃなく出来ればいい仕事が
有ればしたいが孤児にそんな仕事が来ない、シスタ-にその様に申し込み冒険者に育
てると言って身請けした、俺は町で馬車を買い町を出て馬車を改造し揺れを少なく
して中を拡張した、今はまだ7月なので寒くない逆に暑いぐらいだし問題は
無かった、5人は男3人女2の5人で最初の内は何処え連れて行かれるのか不安だった
様だが、食事はちゃんと食べれるし大分安心してきていたそして次の町トカルガを目
指して進んで居た、ここで俺はこのまま行けば乗れなくなる事が直ぐに来そうで、
いい方法が無いか考えていて俺は転移門を作れないか考えていた、創造魔法で転
移の門を作り引き取った子供を送れば良いので作って見た、夜中に自分の執務室に転
移して門の設置場所に悩んだが、2階の1室を転移室にしてしまい先の住民にも明日説
明してと考えて戻り、こちら側の門は俺がその都度作り転移する事にして見た、そし
てまだ5人だし10人に成ったら実施するがトカルガでの展開次第だと思って居た、次
の日に5人にここで暫く待ってもらい説明に家に帰って来た、イマリカやスマイラと
マイ-ラとイグリナスにクリ-マの5人と、グライルとサイラスにマイエラ達6人を集
め説明した、今はまだ5人だがもっと多くの子供を引き取り連れて来るので、この11
人で指導して呉れると有難いし食事はクリ-マに任せるのでよろしくと言って戻って
来た、それから次の日にトカルガに着いたので早速5人を連れて冒険者ギルドに来
て、5人も登録して置き受付嬢に話を聞き場所を教えて貰い遣って来たのが、トカルガ
の孤児院でここには13才と14才は男女4人づつで8人居たが引き取り、寄付は金貨5枚
して置き町を出て暫く走り広場に止めた、俺が馬車の中に転移門を作り出すと皆は信
じられないと言ったが、先ず俺が試して行って戻って来たら皆が転移して来た所に先
輩達が居た、全員12名をクリ-マに託して俺は戻り馬車を収納して、家に転移して来
たので先ずは家の屋上に上りこの全体を見せる事にした、屋上に上がって来た12人は
ここの広さに驚きここは一体何処なのですと言う質問が出た、俺は拙い絵を書いて説
明したが中々信じられないのかここでの仕事は追々に覚えて行けば良いので気楽に
やって暮れと言いながら皆を温泉に連れて来た、12人は風呂にも入った事が無いので
先輩に聞きながら温泉に浸かり石鹸で洗いスッキリして出て来た、この温泉には自由
に入れると聞き12人は思わずバンダイをした、その時初めてこの世界にもバンダイが
有る事を知った、次は帝都に行く事にした現在のホウライの人口は147人に成ったゴ
-レムは69体が農業用で、ゴ-レム隊は隊長がブランシルで部下が298体居ることに
成った、俺は帝都に来ていたここの人口は約200万人でこの世界の西部では最大の都
市で、孤児院も3カ所に有りその母体も違うので厄介かもと思って居た、1つは国つま
りは帝国の孤児院で死んだ兵士の子供が主に居たので、職員も帝国関連の職員だし下
手な事をすると情報が筒抜けに成りそうだった、其処を後回しにして先に2カ所に当
たる事にした、先ず行ったのはガロハン大神教と言う宗教関連の孤児院で、3才から
14才までの58人が居たが13才と14才は6人で13才が4人14才が2人と少ない、これには
訳が有りガロハン教では子供を育てる事を推奨して居て、子供が生まれない家庭もこ
この孤児院からの貰い子を育てる事に拠り、その教義を全うできると考えて育てるの
で10才以降の子供が引き取られて行く事が多い為だった、俺はシスターに寄付を申し
込み6人を引き取り馬車に乗せ次の孤児院に向かった、其処は冒険者ギルドが運営す
る孤児院で死んだ冒険者の子供とスラムに居たがコソ泥を働きここに連れて来られた
子供が多かった、ここは7才位から12才位の子供が多く13才からは働き始め宿はこの
裏に有るギルドの建物で10人程で塊り生活して居た、ここには合計33人が居たがギル
ドマスタ-と交渉の結果全員引き取り連れて帰った、国の経営する孤児院は今回は止
めて置いて次の町に行く事にして次はスコパルに来ていた、ここでは10人を確保して
次に来たのがアゴルだった、ここは漁師も多く12才位から漁師見習いとして働き孤児
院には11才位までの幼い子供が多く止めにした、俺は帝国の主だった町を全て周り
350人を確保してきた、これで行くとホウライ国は非常に若い国に成り少し頼りない
感が有るが、イーラン島の村から来た連中が年で言えば上でリ-ダ-シップを取って
貰い領地を増やして行き、10kmX20kmの領地が5カ所に成り村長にはイーラン島出
身者が成って行き、ユーロン半島も大分開けて来たがまだまだ人口が少ない現在478
人だったがゴーレムは増えて第5隊まで有り1隊40体にしたので、農業隊のゴ-レムは
200体に成ていたしブランシル率いる戦闘部隊も499体にして隊長を合わせると500体
に成った、其処に自由商業地区にも警察機能を付けたゴーレム部隊を作り、何か所に
分けて配置して居るので其処には隊長以下49体が居た、これでゴ-レムは全部で750
体に成り壁の罠を増やして捕獲数を増やして行く事にした、今現代は50km間隔なの
でそれを半分の25km間隔にして見る事にした、そしてスキル持ちを探し出してレベル
を上げて行き、将来のホウライ国のリ-ダ-シップを取ってもらいたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます