第47話 ダ-クエルフと初接触
俺は遂にダ-クエルフに出会えた事に感動して居た、俺はダ-クエルフにマカライ
ナルと言う長に会いたいと言うと、一人の女性が「お前が如何して私の祖母の名前を
知って居る」と言いながら出て来た、「俺はエルフの国と友好条約を結びエルフの町
を訪問してきた、其処の一つの村の長がマカライナルと言うダ-クエルフの長が居た
と話して呉れて、もう一度会いたいと伝えてくれと頼まれた」と言うと、その女性の
ダ-クエルフが「その者の名は何と言う名だ?」と聞いて来た、俺がその名前を「ホ
ルクトマイト」と告げると、そのダ-クエルフが「その名は私の祖父だと聞いて居た
名だ」と言った、俺は「え?」となったがホクトマイトさんは付き合って居たとは言
って居なかったが、其処は俺も深く聞かなかったのでホクトマイトさんも他にエルフ
が居たので言えなかったかも知れない、そう思いながらも「俺はユキノスケと言う者
だがあんたは?」と振ると、「私はダ-クエルフの長の娘マカホ-リンと言うがお前
の目的は?、それとその後ろに居るのは何だ」と言った、俺のこの後ろに居るのは俺
の護衛のゴーレムだ2体は俺の命令に忠実だ、「それと目的はダ-クエルフと友好な交
流をする事とエルフと又仲良くさせる事だ」と言うとマカホ-リンが「撫でお前が仲
立ちしなければ行けないのだ」と言い出したが、俺は話した「エルフの王女のスマイ
リ-ガル・パルネラは今俺の子を身ごもって居る」これが答えだ、と言うと「そんな
事だろうと思った人族はエルフが好きらしいからな」と言いながら、「今伝令が帰っ
て来たので少し待てダ-クエルフの長が何と言って居たのか聞いて来る」と言って下
がって行った、彼女がこのダ-クエルフの達のリ-ダーらしいし長の娘の様だ、暫く
待つと相談が終わったのかマカホ-リンが戻って来た、我々の長がお前たちを連れて
来いとおっしゃって居る様だ同行願おう。
そんな感じでダ-クエルフの村まで来ていた、今はここの長がマカラグ-ンと言う
名前の長でその母がマカライナルと言う家系の様だ、今はダ-クエルフの村はここだ
けに成って居て人口が3000人と少しで、ダ-クエルフは魔の森では殆ど活動しておら
ず森とエテナ王国を遮る山脈で糧を得て居る様で、エルフとの接触が少なくなったの
はその辺の糧を求める所の違いが原因の様だった、しかしダ-クエルフも人口は減少
しておりエルフと同じ様な悩みを抱えて居た、その他にここの悩みは山脈にはオーガ
の村が有りオ-ガにダ-クエルフが殺される事が有るそうだ、オーガを纏めて居るの
がロ-ドの様で200匹以上の村を形成して居て山脈の覇権を握られて居る様だ、ここ
の山脈は最高峰が6000mとほぼ魔の森の山と同じ高さが有り、山の幅も広い所で300
km有り狭い所で200kmと広大な山脈にはまだまだ分からない事も多い筈だ、俺は長
のマカラグ-ンに提案した俺達がオーガを固唾けるのでエルフとの交流とユ-ロン半
島との交流を進めた、ここの山脈には貴重な薬草や毒消し草が自生して居るそうでそ
れを採集して呉れれば交易は可能で、ユ-ロン半島にも十分な利益を齎す事が出来る
と俺は考えた、エルフの世界樹の葉と共に今後重宝しそうだった、俺と2体のゴ-レ
ムリーガンとオガキンは2人のダ-クエルフが先導する道を登って来た、もう直ぐ
1000mを越えそうで其処で1泊する事にしてテントを出した、サーチには魔物の気配
は無さそうで今の所は安全そうだが取り敢えずは結界を張り、もしもの事態に備え食
事の用意を始めると案内の一人として来ていたマカホ-リンが近寄って来た、「私は
人族の食べ物に興味が有るので見せて貰っても良いですか?」と言って来たが、俺が
出したのはおにぎり2個と果物にオ-クのステ-キとス-プのシンプルな物だった、
しかしマカホ-リンはおにぎりを見つめて「それは何?美味しいの」と聞いて来た、
俺が1個差し出すと受け取り口にして見て言った、「これ、美味しい・・・こんなの
食べた事無い」と言いながら、又手を出して来た「もう一つ頂戴マジックバックに入
れて居るのでしょう」と言った、仕方が無いのでもう一つ出してあげると速攻で平ら
げて指に着いた米粒を食べて居た、「ねえ、あなたが居るユ-ロン半島に行けばこん
なのが食べられるの?付いて行こうかなぁ」と言って居たが、俺は単なる冗談とだと
思って居て後からまさかこんな事に成るとはと後から後悔した、1000m地点で1泊し
た次の日又山を登り始めたこの辺りはなだらかに為った登りで比較的平らな感じの所
だった、其処を登って来た所で村を発見したのがオ-ガの村の様だった、こちらには
気付いて無い様で暫くは村の規模を確認する為に気配を消して偵察すると、250体は
居るのではと思われたオ-ガの村としては俺の知識に無い程でかい村だ、ボスは聞い
て居た通りオーガロードの様で3mに達して居そうなオ-ガが居た、俺が鑑定して見る
とレベルが88有ったがリーガンとオガキンでも勝てそうだと感じた、二人はレベルこ
そ67と70だが素材がほぼミスリルで出来て居るので硬いし剣はミスリルだ、レベル以
上の強さが有っても当然だと考えて居たが、ここは俺が奴を始末する事にした俺の最
強魔法レ-ザ-ビ-ムで頭を撃ち抜いた、それから俺と2体のゴ-レムのオ-ガの蹂
躙が始まった、全て倒すと256体のオ-ガが居たが魔石を魔法で回収してオ-ガは燃
やす事にした、オーガの始末も終わりダ-クエルフの村に帰る為に山を下り始める前
にここに転移ポイント置いた、この周辺はこの山の中でも地形的になだらかで平地の
様な地形に成って居て、広さも100㎢は有りそうで村を作るのに良い所だと考えた
からだ、取り敢えずダ-クエルフの村まで帰り着いて事の成り行きや地形の良さを話
し、長の判断であそこに移転するなら俺が壁を張り巡らすがと言うと、今のこの森の
中に居るよりはいいのじゃ無いかと長と前長が話し合い移転する事になった、そうな
ると俺が先に向かい壁を作り家を作ると言うと、そんな事が出来るのかと半信半疑の
声が上がったが俺とマカホ-リンが行くことに成った、村を出てマカホ-リンに手を
出せと言って繋ぎ転移して来たのがこの前に作って置いたポイントだった、マカホ-
リンは何が起こったのか暫くは分からずにポケとして居たが、何やら思い至る所が有
ったのか俺の傍に来て「さっきのは転移か?」と言って来た、俺が「そうだ、俺には
容易い事だ」と言うと、「我々では失われた魔法と言われて居たが、まさか使える者
が要るとはまだ信じられんが体験した以上信じる」と言いながら俺が家を出すと又ひ
っくり返った、「なんだその家の様な物は?」と喚きながら詰め寄って来たが、俺が
中に入れと言うと素直に従って中に入った、俺がお茶にするかジュ-スにするか聞く
とジュ-スにすると言うので出してやり氷も入れて遣った、そして2日か3日ここに居
るのでこの家で夜露を凌ぐと言うと分ったと言った、俺は先ず100㎢に壁を作り始め
て外側を8mにして1m幅に次に7mの壁を作り幅を2mの2段にした、壁には強化魔法を
掛けて置いたのでトロ-ルがこん棒で叩いても壊れないしびくともしない強度が有る
筈だ、今日は壁だけで終わり中は広々とした平原が出来上がった、家に入り風呂を沸
かして夕御飯にお握りとオ-クのステ-キと果物野菜のサラダを出して食べ風呂に入
る様に言うと、「風呂と言う物には入った事が無いダ-クエルフは基本水浴びだ」と
変な所で自慢した、俺が「風呂の使い方を教えて遣ろう」と言って風呂に行くと「一
緒に入るのか?」と聞いて来たので、俺は冗談のつもりで「そうだ、一緒に入ろう」
と言うと「分った嫁にして呉れ」と小さな声で言ったので俺には聞き取れなかった、
俺が入り方を教えながら入るとマカホ-リンも入って来た、ダ-クエルフはエルフと
違い出るとこが出て居てそれで引き締まり俺の好きな体系だった、俺は思わず見とれ
てしまうとマカホ-リンが真っ赤に成った様だが、ダ-クエルフは外見では分からな
いのだが耳がムラサキ色に成って居た。
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