第42話 魔の森のダンジョンⅥ


 魔の森のダンジョンの10層から一旦帰ると、クロイツム侯爵とマ-リンガ伯爵の連


名の手紙が届き訪問するという内容の手紙だった、そこでダンジョンの攻略は休憩し


て侯爵と伯爵に注力して居たが其れも終わり、再度ダンジョンの11層からアタックす


る為の準備を始めた、この前は1層に1日の時間を必要としたが今回は出来るだけスム


ーズに進む為にゴ-レムを作り出した、レベル15と16の魔石を使い高ランクのゴ-レ


ムを作り連れて行く事にした、体はほぼミスリルで作り鉄と銅を混ぜる事で色が人の


肌色に成り、服と鎧を付ければ見た目は分からないし話も出来るネ-ムドだ、レベル


も今までのゴ-レムと比べて高く成りリザードマンキングの魔石を使った方はレベル


が70有り名前をリ-ガンと付けた、もう1体はオ-ガキングの魔石で作りレベルが67


有り名前をオガキンと付けた、何方も会話が出来るし記憶力も良くて自分で最善を選


べて対応出来るし、リーガンは魔法こそ使えないが瞬歩に十文字切りが使え体は硬


い、オガキンは剣と魔法も初期魔法が使えてこれまた硬いのが特徴でウィンドカッ


タ-とファイヤーボールが得意だ、この2体に先行してもらいスピードアップをして


行く事にした、後のメンバ-はこの前と同じで行く事にして4人と2体で転移した、


2000m地点のダンジョンポイントに来ていた、ゴ-レムは人では無く俺の付属と見な


される様で10層に来れたので11層に出た、其処は草原でみんなで進み始め最初に来


たのがオーガの群れだったが2体で倒して仕舞い魔石だけが手に入った、リーガンは


身長が2mで片手に長剣を持たせていたし篭手にブーツ皮鎧と見た目は人間だった、


一方のオガキンは身長が2m20cmとひと際高くて手にはハルバト-ルを持ち振り回


すタイプだが、魔法が使えると言うギャップが有って喋り方も優しげだった、装備が


ハルバト-ル以外はリ-ガンと同じにして有る。


 出足は順調だったしスピ-ドに乗った攻撃により俺も暇に成って居たが、サーチで


警戒して居たがマップが有れば戻る時に便利だと思い作り出して見た、次々に魔物


が来るが殆どを2体で倒して行くので3人の妻は2体が取りこぼした分を倒すだけに成


った、其処で俺は2体に致命傷を与えて後に残して貰い止めを妻が3人で遣る形に変更


してポイント10倍魔法を掛けて置いた、今回は早く成って2層で1日のぺ-スで進み


5日で20層に来た、ここのボスはトロ-ルキングで鑑定するとレベルが85も有り可成


りの強敵で俺が当たる事にした、トロールルキングはレベルは高いが脳筋の様で魔法


は使えずに体は硬いしデカい斧を持って居た、しかし俺とはレベルが20近く差が有り


俺には色々な魔法もあるので、これ位の敵なら瞬殺できる積りでレザービ-ムで撃つ


と斧で防ごうとしたが斧に穴が空き突き抜け頭にも穴が空いた、するとピコンと鳴り


レベルが一つ上がった、20層の裏で家を出して1泊する事になったリ-ガンとオガキ


ンには玄関で待機してもらい、俺は3人を平等に抱いて寝たが3人の順番がロ-テ-シ


ョンして居た、次の日の朝食はマイ-ラが作り朝食を食べ終えて外に出るとリーガン


とオガキンは先行して外で警戒していた、そこに3人が出て来たので進みだして21層


に来て見ると洞窟だった、サーチを最大に強化して行く事にしたが洞窟はコケで光り


明るいし結構広いので洞窟のイメ-ジが変わりそうだ、其処を進んで行くと洞窟に


似合わない奴が来たトロ-ルが3体で並んで来ていた、やはりこの洞窟は大き


な魔物に対応した作りに成っている様だ、トロ-ルを鑑定するとレベルが50で強さは


それ程ないが3人の妻が其々魔法と剣で倒した、リーガンとオガキンは近くで見守り


手を出さなかった、多分3人でも勝てると見たのだろうと俺は評価した、その後も大


型の魔物が近づいて来ては3人で倒して行くが、俺はこのまま行けば3人のレベルがえ


らい事に成りそうだと思った、次に居たのはマンイ-タ-が1体居たが洞窟に閊えて


動けなく成って居た、俺が鑑定すると高さは13m幅が8mで上が閊えて居た、この洞


窟はこれで高さが12m位だと判った、動けないマンイ-タ-にイマリカが火魔法で燃


やして行くと大分燃えると上に隙間が出来て動き出したが、その時には遅かった様で


マンイ-タ-が消えて行き魔石はレベル13で有難い事だった、其処から直ぐに階段が


有り4人と2体が22層に降りて行った、22層と23層と24層と25層に進むとそこには休


憩室が置かれて居た、今は昼だったので其処で昼食にしてのんびりして居ると疲れて


居たのか寝て仕舞、ここで結局1泊することに成ったここでは全員が中に入り寝る事


に成ったが、リーガンとオガキンは入り口で見張ることに成ったが俺は既に寝て居


た、中途半端な時間に寝たので中途半端時に起きてしまった、まだ12時頃だと言うが


寝て居る彼女たちを鑑定して時間を潰して居た、


 

  ☆  スマイラ  16才  人族(女の子)   レベル70


 HP  2500

 MP  2400


スキル  水魔法  剣術  錬金術

 

 水魔法  レベル12 ・ウォーターボール ・ウォーターシ-ルド

           ・ウォーターランス ・ヒ-ル ・ハイヒ-ル

           ・水流刃 ・ウォータージェット 


 剣術   レベル12 ・受け流し ・スラシュ ・十文字切

           ・切り返し ・横薙ぎ ・十文字切飛ばし 

           ・瞬歩 ・霞切り・剣豪

 

 錬金術  レベル4 ・ポ-ション作成 ・ハイポーション作成



 ☆  イマリカ  16才  人族(女の子)   レベル72


 HP  2800

 MP  2500


スキル  火魔法  剣術  錬金術


 火魔法 レベル13 ・ファイア-ボール ・ファイア-シ-ルド

          ・ファイア-ランス ・ファイア-ウォール

          ・ファイア-トルネード ・ファイア-ボム

          ・火砕流


 剣術  レベル10 ・受け流し ・スラッシュ ・薙ぎ払い

          ・十文字切 ・火炎切り ・瞬歩


 錬金術 レベル4 ・ポ-ション作成



 ☆  マイ-ラ  15才  人族(女の子)   レベル70


 HP  2600

 MP  2600


スキル  土魔法  家事  錬金術


 土魔法  レベル12 ・ア-スバインド ・ア-ススピア ・落とし穴作成

           ・ア-スシ-ルド ・土壌改良 ・壁作成

           ・トンネル作成 ・アーストルネ-ド・岩石飛ばし


 剣術   レベル6 ・受け流し ・スラッシュ ・払い打ち・すり足

           ・十文字切り ・十文字スラッシュ


 家事   レベル7 ・料理が出来る ・美味しく作れる


 錬金術  レベル6 ・ポーション作成 ・ハイポーション作成



 やっぱり可成りレベルが上がって居た、リーガンと同じ位に成って居たがリーガン


はゴーレムだ、レベル以上に強いし硬いのでレベルが70だとレベル80位の力が有る様


だ、其処からとんとん拍子で進み魔石も大分溜まって来た、レベル8からレベル


12位が殆どで3人のレベルも又上がった様だ、そして30層のボス部屋に着きその前で


一晩寝ることにした、これで6日掛った事に成ったが一休みして体力も回復したので


ボス部屋に入った、其処には竜が居た鑑定したが弾かれて見えなかったが竜の名前は


分かった、本人が教えて呉れたのでこの竜は黒竜でかれこれ5000年程ここに居たが初


めて客が来たと喜んでいた?、そして黒竜が喋り出した「わしはここで5000年の間森


を管理してきたが退屈で仕方が無かった、なので殆ど寝て居たがこの前俺の安眠を邪


魔したワイバーンを3匹叩き飛ばしたら、ダンジョンを飛びぬけたのにはちょっと焦


ったので倒しに行こうとすると、既にワイバーンが倒された後だった様でワイバーン


の魔力が見当たらなく成って居た、なので倒されたと判断したがお前たちが倒したと


言う事は出会い直ぐに分かった、其処の男は名は何と言う。」と言われたので俺が


名乗った、「ユキノスケと言います」と言うと、黒竜が「転生者と言う奴は何時の時


代も飛びぬけた奴が現れる物だ」と言った、俺は転生者と判る黒竜に驚いたが流石に


何も言い返せなかった、そして黒竜が言うのには「魔の森は世界の邪念を受けた魔素


の浄化場所として創造神が作り、我々竜を作り出して管理をさせているがわしで5000


年その前の金竜が20000年管理した、この森が出来て25000年の長きに渡り管理してき


たが、ユ-ロン半島に人が住み付いたは初めてでわしは楽しみが一つ増えた気がして


居た、ユキノスケよ何時でもここに遊びに来い、そして世界の面白い話を聞かせて呉


れわしは退屈なのじゃ」と言った、そしてここに来た褒美としてこれを遣ろうと言っ


て魔力の塊を4人に投げて来た、その塊が体に入ると力が弾けるようにみなぎったが


それでも黒竜の半分位だろうと判った。

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