第44話 魔の森北部の探索Ⅱ
探索5日目に入り変化があった、森には魔法が掛り何者かの手が加えられている様
子が伺えた、其処から進むと突然声が掛けられたがエルフ語だった、理解できたのは
俺だけで全員を止めて声の方に言った、何者だと言うと隠れて居た者たちが出て来た
のがまさに図書館で見たエルフだった、そのエルフが「お前たちは何処に行く積り
だ」と言った、俺がエルフ語で返答した「俺達はこの森を探索に来たものだが、この
森の中心にある大きな木を目標にしている」と言うと、エルフの中のリ-ダーが「お
前がエルフ語を話せるのは撫でだ」と聞いて来たが、俺が「生れ付きだ」と言うと、
「そんな事は有るはずが無い、人族がエルフ語を話せると言う話は聞いた事が無い」
とリ-ダ-らしきエルフが言った、「我らの女王様にも聞いた事が無い事だ」と言い
ながら、「ここから立ち去れここは我々エルフの土地だ」と言ったが、「俺達はここ
に立ち入る許可を黒竜から貰って居る」と俺が言うと、「黒竜様に出会ったのか?」
と言いながら、エルフのリ-ダ-が「暫くここで待たれよ」と言うので、テーブルを
出して昼御飯にする事にした。
それから其処で7時間程経った時に3人程の魔力が帰って来た、行は2人だった筈で1
人増えて来たと言う事は彼らの上司に当たる者を連れて来たと言う事だと理解した、
3人が来てから30分程経った時に彼らは来たが、その時は明日の朝に話し合いをした
いと言う申し込みだった、それには了解したと返事をして置きどうしてこんなにも時
間が掛るのかと質問した、すると新たに加わったと思うエルフが説明して呉れた、
「ここの場所から我々の町までは100km程離れている。我々の戦士が1時間で30kmを
移動出来たとしても町に着くのには3時間と半分掛り、町で話を聞いた私たちの長が
私を派遣すると決めてからも帰りに3時間半ほど掛かる、合計すると7時間と少し掛る
計算だ理解して呉れ」と彼は言った、分かったそれでは明日また話し合おうと言って
その日は分かれた、次の日には朝の8時ごろから話し合いに入り俺が自己紹介をエル
フ語ですると、彼らはどうして俺がエルフ語が出来るのか不思議がったが、俺は普通
に話しているだけでスキルが勝手に起動して居るだけの事だった、そんな事を説明し
ても多分理解出来ないだろうしないが、俺がホウライ国の代表のユキノスケだと紹
介して他のメンバーも紹介すると、エルフ側も紹介して呉れさっきから話しているエ
ルフがここのメンバーの中の最上位者でクライアスフルホと言う名前で他も聞いたが
無駄だった、そして話し合いが始り彼らは俺達が言った黒竜に会ったと言う事が本当
なのか確かめたい様だった、俺が魔の森のダンジョンの話をするとダンジョンとは何
かと言う質問が来たが、俺もダンジョンとは何かと言う事には答えられなかったが、
「そう言う物が有り其処の一番深い所に居たのが黒竜で5000年はここに居る」と言っ
た居た言うと、そうか「我々も黒竜に出会ったのは1000年程前の女王の代変わりの時
に来たという言い伝えが有るだけで、後は出会って居ないのでその後の黒竜の居場所
も知らないし黒竜の意思も分からない」と言った、「ここでは俺も判断が出来ないし
町に帰り長のの判断を仰ぐことにしたいので、我々にご同行願いたいどうだろう
か?」と言うので、俺は3人をチラと見たが3人は何を話しているかも分からないので
反応が無かった、其処で俺はリーガンとオガキンの2体を如何しようか考えてクライ
アスフルホに聞くと、足手まといに成らないなら連れて来ても良いと言ったので全員
で行く事にした、昼過ぎに「ここを出てその町が有ると言う所に向かった」エルフた
ちが俺達の能力の高さに驚き特にゴ-レム2体が直ぐ後ろを付いて来る事に驚いて居
た、当初の予定道理3時間半で町に着いて最初に長に会う事に成った、長は800才近い
年齢だそうでエルフは魔力が高い程長生きするそうだ、偶に生まれるハイエルフは長
い生命を持ち2000年から3000年の長生きらしいが、ここ2000年は生まれて居ないそ
うでその生まれない理由は分からないらしい、ハイエルフが女性なら女王に成るそう
だが今の女王は普通のエルフらしい、長老が俺達に会って先ず第一声が「そなたは本
当に人族か」と言う事だった、長老は感知能力と言う物を持って居るそうで鑑定には
劣るが長老位に成ると可成り分かるそうで、俺の魔力は人族を遥か超えて居るそうで
エルフの中でもハイエルフに匹敵する魔力だと言う事だ、俺がこの前に黒竜に出会い
話をした後に黒竜が魔力の玉を呉れた後この様に為ったと言うと、「黒竜様が認める
だけの事が有ると言う事か」成る程と納得して居た、そして長老は「今女王様に事の
詳細を伝え神の導きを願って居る所で後1日か2日待って欲しい」と言った、その待っ
てもらう間に「我々との戦闘訓練に参加して貰うと言うのは如何でしょうか、我々の
精霊魔法も披露出来ると思いますが」と言った、俺は精霊魔法と言う見た事が無い物
に興味を持ってしまった、「分かりました。その訓練に参加させて頂きます」と言っ
てしまった、3人と相談の結果3人は言葉も通じないので此処でのんびりして居ること
に成って俺だけが参加する事にした、明くる日の9時ごろに迎えが来たので付いて行
くと50人位集まって居た、その内約半数が女性のエルフで体格も男性と差が無くて背
も高いが若干スレンダーに見えた、要するにエルフは俺のタイプでは無かった様で俺
は肉付きが良い方が好きだった、俺はこっそり鑑定して見た所殆どがレベル30~35の
エルフで、平均して居ると言うか飛びぬけた存在は居無い様だったし精霊魔法を使え
る者が少ない様だった、俺は暫く見学をして居たが見て居ても退屈だし参加して見た
が得る物は無かった、宿に成って居る建物に帰って来て3人に話すとユキノスケが他
人から学ぶ事は無いと言われてしまった、待つ事2日目には俺は長と話がしたくてお
願いすると会って呉れた、其処でちょっと疑問に思った事を質問して見た、長にエル
フは食料は如何して居るのか聞いて見た、見た所この町や周辺には畑も無く魔物が近
くに居ない、長は答えて呉れた「この町から西に50km程行くと広大な畑が有り、その
近くにはウサギ型の魔物やボアなどが居て其処で調達して居る、其処には魔法が掛け
て有り上から見ても森に見える様にして居て、エルフは人口が少ないこの町で5000人
程と後は王宮のある町が1万人ともう一つ町が有るだけだそうで、全部合わせても2万
人程が居るだけで、最盛期には10万人程が居たが減る一方だと」言った、「エルフは
皆が長寿で500年は生きる。なのでペアが出来ても子供を作ら無いで楽しく暮らす方
に注力する様に成って終い。後半に成って子供が欲しくなった時には中々出来ない。
そんな悪循環が続いているそうだ」それともう一つ興味深い話を聞いた、「昔はこの
森の西の端にダ-クエルフが住んで居いて交流が有ったが最近は途絶えて仕舞った、
元気に暮らして居れば良いのだが居れば彼らは少し色が黒いが形はエルフだ、私はあ
そこの長に惚れて居ってな名は確かマカライナルと言ってダイナマイトボディーだっ
た会いたいな」と言った、「俺は今度そちらに行って見ますもし会えたら伝えますよ
長」と言うと、「その時は頼むよわしはホルクトマイトと言う名じゃ」と言った、
その次の日に女王からの使者が来た、使者が私と一緒に来て下さいと言って王城に行
くと言った。
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