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概要
ずっと、この雨の中にいたかった――
〈※公募用のあらすじです。ネタバレを含みます〉
「きみは、楽園のイエティになってしまったの?」
浪越町の浜辺で倒れているのを発見された青年。彼には記憶がなかった。唯一『アメ』という名前を除いて。
学校へ通いはじめたアメは、あるとき通りすがった女子生徒に惹かれ、ついていくことに。同時にピアノのメロディが聴こえた。記憶がはじまってからずっとアメの頭には音楽が流れていた。
導かれるようにたどり着いた部屋で『イエティ倶楽部』という部がかつてあったことを知る。先生の勧めでその部のマネをすることにしたアメは、町の名所を巡る。ときおり現れる幽霊のような女の子に疑問を抱きつつも、アメは豊かな自然と鳴り響く音、人との邂逅を通してさらに浪越に魅了されていく。
そんなとき君ヶ浦でアメジストを見つけ
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