概要
あなたが涙したその瞬間、トリックは成立する
「その夜、僕は彼女を刺した」──
大学の文芸サークルで起きた殺人事件。
加害者は、物静かな学生・遠野湊。
残されたのは、22枚の“手記”。
刑事たちは、手記を読み進めながら、事件の構図と動機を探る。
そして、彼らが気づく──これは文学を使った、ある“トリック”なのだと。
これは、読む者すべてを“誤読者”に変える構造ミステリ。
読み始めた瞬間、あなたもまた、彼の物語の登場人物となる。
さらに、誤読が織りなすジャンル違いの短編2編を同時収録。あなたは、何を信じますか?
収録作品
『誤読』─文学が誤読を誘う[本格構造ミステリー]
『頬色の情熱と青』─想いがすれ違う[ライト文芸・恋愛ミステリー]
『葛城くん!わたしに正しい走り方を教えてください!』─“間違い”から始まる、小さな再出発[青春ライトノベル]
大学の文芸サークルで起きた殺人事件。
加害者は、物静かな学生・遠野湊。
残されたのは、22枚の“手記”。
刑事たちは、手記を読み進めながら、事件の構図と動機を探る。
そして、彼らが気づく──これは文学を使った、ある“トリック”なのだと。
これは、読む者すべてを“誤読者”に変える構造ミステリ。
読み始めた瞬間、あなたもまた、彼の物語の登場人物となる。
さらに、誤読が織りなすジャンル違いの短編2編を同時収録。あなたは、何を信じますか?
収録作品
『誤読』─文学が誤読を誘う[本格構造ミステリー]
『頬色の情熱と青』─想いがすれ違う[ライト文芸・恋愛ミステリー]
『葛城くん!わたしに正しい走り方を教えてください!』─“間違い”から始まる、小さな再出発[青春ライトノベル]
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!文学をトリックに用いる無二のミステリ
本作はいきなり犯行現場の描写から始ります。ミステリに読み慣れた人なら、ほう、倒叙かと思うことでしょう。ところが犯行に至るまでの少し長い手記の紹介を挟み、犯人は自首してしまいます。何だ、掴まっちまったぞ? 真犯人は別にいてそれをかばっているパターンか? と、もやもやしたまま刑事たちの捜査を読み進めていくと、ある仮説によって、犯行の自白と動機の告白の手記が全然意味の違うものとして読めるようになる。いや変わらず犯行の自白の手記なんですけど、構図がまるで変わってしまうのです。書かれていない行間を読み手が補ってしまうことを逆手にとった犯人の恐るべきトリックに、登場人物だけでなく読者である我々もまんま…続きを読む