第54話 夕方

夕方、悠里は再び少し目を覚ました。いや実は全然意識は目覚めていない。尿意を催したので目が覚めただけである。


よろよろと起き出してトイレに行き、半分寝たまま便座に座って用を足す。意識が朦朧としているので悠里自身は気が付かなかったが、かなり長く大量の排尿をした。量にすると1000ml程であろうか。成人の一日分の排尿量を一回で済ませたのだ。


長い排尿が終わると無意識でビデを操作しトイレットペーパーで拭いてトイレを流して、またよろよろとベッドに戻り、またもサイドテーブルに置いてあったペットボトルの水をこれまた一気飲みして、再び深い眠りにつく悠里であった。

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