登場人物紹介など(3章編)

・3章の主要キャラや情報を明かしていきます。ネタバレを含みますのでご注意ください。


・情報は3章終了時点のものとなります。逐一の更新はないと思います。






【登場人物紹介】


【カルト】

 年齢は不明。一人称は私。アンセルの率いる組織「光の世界」に所属するデュエリスト。アンセルから与えられた力により、混沌のデュエルを行う。

 抱えたくまのぬいぐるみ「レムちゃん」で顔を隠し、そこから目線を覗かせる謎めいた出で立ちの少女。デッキもレムちゃんのお腹に隠している。

 レムちゃんとは時折会話をしているかのような雰囲気を見せている。

 アンセルの目的を遂行するためにショーブにデュエルを仕掛け、終始有利に立ち回る。

 しかし召喚した切り札「レムちゃん」(モンスター)を「双竜の爆炎」による炎で焼かせないため、ショーブが炎に飛び込む。その後は何を思ったかショーブをライフ回復モンスターで治癒後、デュエルを中断。ショーブの説得により自らの過去を語る。


【過去】

 出自はある貴族に生まれた少女。生まれた時から全てを手に入れていたものの、家族からは常に教養や礼儀作法などを叩き込まれていた。そんな生活に倦んでいた折、「友達」という関係性を知ることになる。

 家にいてはそれは手に入らない。カルトはある日思い切って外に飛び出し、そこでレム・バートンという少女と知り合う。レムは手芸屋の娘であったため人形作りもうまく、カルトはこの時初めて「友達」を手に入れることになる。


 ――きっと助けてあげるから。


 しかし2人が別れた後に地震が発生。カルトは家よりもレムの身を案じて家に向かうと、そこには瓦礫に飲まれて動けずにいたレムの姿があった。カルトは助けようとするも力及ばず、瓦礫に飲まれるレムの姿を見て絶望する。

 自らも重い怪我を負い、当てもなく彷徨っている時にアンセルと遭遇。彼は持っていたライフ回復カードを使いカルトの怪我を治す。

 突如見せられた謎に力を問いただすと、アンセルはそれを「カードを実体化しただけ」と答える。

 実体化したカードなら、レムを生き返らせてあげられるかもしれない。しかしそのためにはよく多くの魔力が必要であることを知ったカルトはアンセル率いる「光の世界」に加わり、力を分け与えられ、混沌のデュエリストになるのだった。


【使用デッキ】

 闇の国、種族ミスティック・ドールで統一された「霊障人形」デッキ。ハンデスで相手の動きをコントロールし、フィニッシャーである「レムちゃん」を召喚して盤面をリセット。一気にゲームを詰める。

 ちなみにレムちゃんのみ種族がスペクター。






【マクシム】

 アンセルの部下。アンセルともう1人の部下と共にユーゴの「家族」を襲った男。かなりリアルファイトが強く、フィアナを失神させる程の実力を持つ。

 性格は残忍でかなり歪んでいる。一方デュエルの腕は確かで、ユーゴのフィニッシャー「屍界竜 ライオット」が出るまでは全くの優勢であった。


【使用デッキ】

 水の国、種族マリブ・ゴーストで統一された「マッドネス」デッキ。捨てる効果と捨てられた時に発動する効果を持つモンスター、墓地で効果を発揮する魔法などが搭載されており、高いカウンター性能を誇る。

 モチーフは水の女性型怪物から。またカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」に登場する能力語である「Madnessマッドネス」から。手札にある時や捨てられた時に効果を発動する。

 またこの能力はその弟分とも言えるカードゲーム「デュエル・マスターズ」でも俗称として採用されており、こちらは捨てられた時に発動する能力である。

 ちなみにデッキ起動役の「アントワネット・ザ・マッドネス」はデュエマのモンスター「闘竜麗姫アントワネット」から。カウンターヒャックメーというデッキタイプはあまりにも有名。





【この章の夢藤勝武】

 混沌のデュエリストと戦い、混沌のデュエルの恐ろしさを身を以って知ることに。

 他、レムちゃんを人形と決めつけずにしっかり人格ある存在として認めるなど気配りが出来る面を見せた。

 デッキ強化済み。次章に乞うご期待! ちなみにデュエル・ターミナルだ!


【この章のユーゴ】

 過去が明らかに。元は貧困層の子供だったが、ヴィクトル率いるべトール家との出会いが彼の運命を大きく動かす。

 デッキを強化する予定。(とはいえ今でも十分強いが)


【この章のフィアナ】

 マクシムから急所を突かれたことでまさかのリアルファイトにリタイア。逆に言えばそれくらいしなければ真正面からの勝負で彼女に勝つのは厳しいということ。

 ドワーフのようながっしりした男がタイプらしい。

 デッキ強化済み。次章に乞うご期待!






【作者より】

 ここまで読んでくださりありがとうございます!更新遅れてしまい申し訳ありません。

 今回の章は全体的にデュ〇マっぽい雰囲気にしていました。


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 次回の投稿はまた少しお時間をいただければと思います。よろしくお願いします!

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