登場人物紹介など(2章編)

・2章の主要キャラや情報を明かしていきます。ネタバレを含みますのでご注意ください。


・情報は2章終了時点のものとなります。逐一の更新はないと思います。


・デュエルのルールが明確化しました!登場人物紹介の下にあります。ぜひ読んでみてください。




【登場人物紹介】


【フィアナ・ガレア】

 年齢は不明。一人称はあたし。北の森に住まうエルフ族の王家、ガレア家の末席をいただく三女。

 夢藤に意図的に手札を温存させた上でオールハンデス決めるなどカード捌きは戦略的。

 性格は明るく奔放。お互いの最善と最良を突き詰めた魂のぶつかり合いこそが熱いデュエルであるとの哲学を持っている。立場上、接待デュエルばかりされていたためである。そのせいか熱いデュエルに飢えている。

 身体能力は極めて高く、拳から放ったソニックブームでエルフの護衛2人を失神させる、大の大人2人を相手取り一方的な暴行に及ぶ、片手だけで小石を握り潰して砂にするなどまさに暴君。夢藤からはエルフであることを疑われている。

 ちなみに大変スタイルがよく、デカァァァァァいッ説明不要!


【過去】

 ガレア家の末席で唯一の三女。その立場上村の執権に関われず、位のいい市民程度の扱いであった。一方で身分は王族あるため、家の者からはそれにふさわしい身の振り方が求められていた。本人はそれをしっかりこなしていたがその実、王族として村に恩返しも出来ず、それでいながら市民にも属せない孤独感や疎外感に苦しんでいた。

 そんな鬱屈した生活を明るくをしてくれたのがデュエルだった。それを汚そうとする混沌のデュエルもなくしたいと思っており、その考え方で一致した夢藤たちと共に村を出ることを決意する。


【使用デッキ】

 種族バード・フォークで統一されたデッキ。効果にまとまりがないため癖が強く、扱いが難しい。

 ただし本人はデッキの弱点や強みを把握したプレイングを心がけており、脅威度は高い。イラストはかわいい。




【この章の夢藤勝武】

 ストーリーのシリアス化とフィアナのキャラ性により割と常識人に。語尾の「ZE」も使用頻度が薄くなる。

 ただしデュエルへの熱意は変わらず、フィアナと熱いデュエルを繰り広げる。

 ユーゴやフィアナに何かと頭ぽんぽんを決めているが2人からは理解を得られていない(ユーゴに至っては貞操の危機まで疑われている)。

 過去が判明。本人はかなり倦んでいるが、混沌のデュエル復活を止めるきっかけにもなっている。




【ユーゴ・ベトール】

 今回はフィアナメインの章のせいか全体的に空気。

 後半では大家さんの横暴に耐えかね、自分が勝ったら正規の8万、負けたら100万の支払いを賭けてデュエルを仕掛ける。

 後攻ではあったが初手から強烈なパワーカードを繰り出し、続けて墓地利用デッキ特有の凄まじい回りで大家さんを終始圧倒。初白星を上げた。




【デュエル・バスターズのルール】


 実際の流れで解説してみます。


【先攻】

 先攻後攻を決めたら両プレイヤーは山札の上から5枚引き、デュエルスタートです。


1:スタートフェイズ

 ターンの初めに発動、適用されるカードがあれば使ってみましょう。(今回はなし)

 処理が終わったら山札の上のカードを1枚手札に加えます。ただし先攻は引けません。


2:メインフェイズ

 モンスターをフィールドに召喚してみましょう。モンスターは攻撃表示か守備表示(横向き)で出せます。

 モンスターはお互いのターンにそれぞれ3回まで出せます。


🐶「こんにちは」

🐱「こんにちは」

🐥「こんにちは」


 召喚したモンスターの効果を使ってみましょう。こちらに制限はありません。


 続けて魔法をマジックゾーンに置いて発動してみましょう。

 魔法は単発魔法、永続魔法、装備魔法の3つがあります。単発魔法は使い終わったら墓地に送られます。

 魔法は指定のない限り好きなタイミングで発動出来ます。

 さて、魔法を相手ターンにも備えたいですね。そこで魔法をマジックゾーンに裏側で伏せてみましょう。

 これで準備完了です。ただし伏せたカードはそのターンには使えません。


3:バトルフェイズ

 攻撃表示のモンスターで攻撃宣言出来るフェイズです。ただし先攻はそれが出来ません。

 ですが、どうやら表示形式を間違えて出してしまったモンスターがいるようです。 


🐥「変えてください」


 表示形式を変えて、これにてターンエンドです。


4:エンドフェイズ

 ターンの終わりに発動、適用されるカードがあれば使ってみましょう。(今回はなし)

 これでターンエンドです。



【後攻】


1:スタートフェイズ

 ターンの初めに発動、適用されるカードがあれば使ってみましょう。(今回はなし)

 処理が終わったら山札の上のカードを1枚手札に加えます。


🙆‍♂️「俺のターン、ドロー!」


 ターンの初めのドローはこのターンから両プレイヤー間で解禁されます。


2:メインフェイズ

 モンスターを召喚、魔法を発動です。


🐱「あっ」


 相手のモンスターを破壊しました。

 あ、でも相手が魔法でモンスターを墓地から召喚しようとしています。

 単発魔法「床掃除」(効果:魔法を1つ破壊する)でそれを破壊してみましょう。


🧹「ササッ」


🐱「どうして」


 🐱を呼び戻そうとした魔法が破壊されたため、効果は不発となります。

 効果を処理する前に場を離れたカードは効果がなくなるのです。


 さて、たくさんのカードを使い、逆転しました。カードを伏せてバトルフェイズに移りましょう。


3:バトルフェイズ

 攻撃宣言はこのターンから両プレイヤー間で解禁されます。モンスターで攻撃宣言してみましょう。


😈「行きます」

🐶「迎え撃ちます」


 モンスターのバトルが始まりました。2体とも攻撃表示ならお互い攻撃力で計算し、少ないほうはバトルに負けて破壊されます。

 バトルに負けたモンスターは破壊され、差の数値がダメージとして適切なプレイヤーに入ります。相打ちの場合はダメージはなく、お互いに破壊です。

 続けて守備表示モンスターに攻撃です。この場合は攻撃力、守備力で計算します。


👼「行きます」

🐥「迎え撃ちます」


 攻撃力が上回っていれば守備表示モンスターは破壊です。ダメージは入りません。

 逆に相手の守備力が攻撃側よりも上回っていれば、その分が自分のダメージとなります。相打ちの場合はお互いダメージも破壊もありません。

 さてモンスターがいなくなりました。ダイレクトアタックで攻撃力そのままのダメージを与えましょう。


🐲「行きます」


 攻撃宣言を終えたモンスター、もしくは表示形式を変えて攻撃表示になったモンスターはみんな疲れて動けなくなってしまいました。


😈「ハァハァ」

👼「ハァハァ」

🐲「ハァハァ」


 やることはなさそうです。エンドフェイズです。


4:エンドフェイズ

 ターンの終わりに発動、適用されるカードがあれば使ってみましょう。(今回はなし)

 これでターンエンドです。



【省略】

 1~4を順に繰り返し、相手のライフを0にしてゲームに勝利しましょう!






【作者より】

 ここまで読んでくださりありがとうございます。

 3章は1、2週間ほどのお休みをいただいてからの公開になると思います。(現在執筆中です)

 じわじわポイント上がってます。嬉しくてボルシャックドラゴンです!

 これも応援してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます!


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