登場人物紹介など(1章編)

・1章までに登場した主要キャラや情報を明かしていきます。ネタバレを含みますのでご注意ください。

 また情報は1章終了時点のものとなります。逐一の更新はないと思います。


・ページ後半からはQ&Aがあります。読んでいて「なぁにこれぇ」となりましたらご覧ください。






【登場人物紹介】


とうしょう

 主人公。18歳。一人称は俺。言葉の端々に「ZE」が付く。

 性格はやや強気だがデュエルには真面目に向き合う。また対戦相手にも礼儀正しく、近寄り難い相手にも歩み寄ろうとする真摯さがある。デュエル以外にも目上の相手には敬語を扱うなどそこそこに世渡りが出来る。

 デュエルは冷静で、アドバンテージや盤面状況を頭に入れた計算性のプレイをする。その他敵の迂闊なプレイを誘うためなら薄い望みでもハッタリを仕掛けるなど、総じて勘に頼るデュエルはしない。


【活躍】

 異世界に転生した直後、成り行きでユーゴとデュエル。そのあとはユーゴの頼みでアンセルなる男の討伐を手伝って欲しいとの依頼を受ける。その報酬として決闘魔法を授かる方法を案内され、無事キースを倒して合格。決闘魔法を授かった。


【使用デッキ】

「ライト・ドレイク」や「レフト・ドレイク」などを魔法で支援するドレイクデッキ。本人曰く「悪くはないがあんまり強くもない」。

 ほとんどが異世界にはないカードたちばかりで組まれているため、使うたびに現地人から「なんだそのカードは」と言われる。決闘魔法は正しく反応するとはいえ、いちいち釈明しなくてはいけないのが悩みの種らしい。


【スキル】

 1日1回パックを開けられる。神様(タカラト・ミナコ)からの腹パンで獲得。

 このパックは1袋5枚入りでランダムだが、夢藤は初日で1枚制限の魔法「物欲の壺」を引き当ててみせた。ちなみにパックは寝ている間にポケットから生成される。ただし全裸で寝た場合は口の中から。

 1章後半ではギルドにて試験官キースを倒し、決闘魔法を覚える。


【小ネタ】

 元ネタは漫画「遊戯王」の主人公、とうゆう、漫画「デュエル・マスターズ」の主人公、きりふだしょうから。口調は遊戯で、性格は勝舞寄り。






【ユーゴ・べトール】

 14歳。一人称は僕。キザな態度を取ったり自らを「デュエリストハンター」と名乗っており、を患っている。

 冷静沈着で普段から敬語。ただし押しに弱いわけではなく、もののやり取りならデュエルで決めるべきとの問いかけに対してはしっかりそれで応じておりデュエリストとしての誇りはある。

 ただし名前を聞かれて咄嗟に自己紹介する、歳を教える、決闘魔法のあれこれを教えるなど抜けている所が年相応。


【活躍】

 1ヶ月前に家族をアンセルという男に殺されており、それ以来日雇いのバイトやギルドの簡単なクエストをこなす貧しい生活をしている。

 ある日、転生したばかりの夢藤にスリを仕掛けるも、彼から逆にデュエルを仕掛けられる。デュエルに負けた後は夢藤に可能性を感じ、彼に決闘魔法を案内することを報酬にアンセルを共に倒す旨の依頼を頼み込む。


【使用デッキ】

 闇の国、種族リビングデッドで統一された「屍界」デッキ。巧みな墓地利用を得意とし、リビングデッド生ける死体の名に恥じぬしぶとい戦いをする。


【スキル】

 決闘魔法。初等教育で学んだ。


【小ネタ】

 当初は小生意気なメスガキ(男)ムーブ→わからされて自信喪失ムーブの、いわゆるざまあ展開(Web小説では大切な要素)を満たすくらいのぽっと出キャラだった。書いているうちに愛着が湧いたためメインキャラ抜擢。おめでとう。






【キース】

 一人称は俺。手札破壊ハンデスを主な戦術とするところから付いた異名はハンデッド手札殺しの・キース。ただし破壊するのは自らの手札である。

 嗜虐的で、性格はいいとは言えない。ただし不意の一手を取ってしまう詰めの甘さがある。

 一方でデュエルには真摯に向き合っており、自らの負けをしっかりと認める潔さがある。


【活躍】

 ギルドの試験官として夢藤に立ちはだかる。事務員を買収し、自らを手札破壊ハンデス使いと誤認させるように仕向けた。

 デュエルではこの盤外戦術を足がかりに夢藤を圧倒するが、不意に打ってしまった「ヘドロ」が決め手となり敗北。自らの負けを認めた後、夢藤に「デュエリストの証」を渡した。


【使用デッキ】

 緑の国、種族ヘドリストで統一された「男」デッキ。自らの手札を破壊してしまう自滅行為をアドバンテージを変える「ハンデッドコンボ」で敵を追い詰める。

 採用カードの性質上、敵に迂闊なプレイングを誘わせる前述の盤外戦術はデッキ本来のポテンシャルを跳ね上げるものであり、実際に夢藤はこの戦術に引っかかったことで敗北寸前まで追い詰められた。


【スキル】

 決闘魔法。会得ルートは不明。


【小ネタ】

 元ネタは漫画「遊戯王」のキャラクター、キース・ハワード(通称バンデット・キース)から。






【Q&A】


Q.デュエルって何?


A.架空のトレーディングカードゲーム「デュエル・バスターズ」の略称です。この作品の根幹を成すものであり、異世界はデュエルが全てです。現地人も全員デュエル脳です。


・作者はカードゲーム作りの才能がないのでルールは曖昧です。「考えるな、感じろ」です。ただし読む時の負担を考え、感覚的でわかりやすいルールにしています(そういうつもりです)。

 ルールはおいおい整備するかもしれません。なので矛盾とかがあっで気にしない気にしない。






Q.決闘魔法って何?


A.デュエルをするためのスキルです。なくてもデュエルは出来ますが、程度が低いと見なされます。


・一方のプレイヤーの使用のみでデュエルが出来ます。この性質上、デュエルを仕掛けたほうから発動するのがマナーです。


・使用を宣言するとまずデッキがチェックされます。この時に偽カードや禁止カードなどはデッキから弾かれ、制限カードは規定の枚数になるように調整されます。チェックが終わった時点でいずれかのプレイヤーのデッキ枚数が40枚に満たない場合、決闘魔法は不発になります。もちろんチェック前にデッキ枚数が40枚以下でも不発です。発動に成功したらいよいよデュエルです。


・決闘魔法発動中に使ったカードは手札から消えます。これらは処理ごとに正しいゾーンに行き、好きな時に確認出来ます。また使ったデッキはデュエルが終わると解放されます。


・使うカードはイラストが大きなヴィジョンとして映し出されます。ただしヴィジョンなので実体はありません。


・会得には初等教育で学ぶか後述のギルドで授かるなどのルートがあります。


・決闘魔法は創世神話の時代からある神の決め事とされています。これを操ることが神への忠誠心や敬意を表します。従って神都では決闘魔法を使えない者は神への忠誠心や敬意が足りないとされ、人権が認められません。


・現時点では明かされていない機能もあります。






Q.ギルドって何?


A.デュエリストが様々な依頼をこなしていく職業斡旋組合です。ギルドに所属する「冒険者」と呼ばれるデュエリストたちはギルドから出される依頼を報酬と共に引き受け、成長していきます。


・依頼は基本的に悪質デュエリストや魔物をデュエルで討伐するなどです。他には事務員や冒険者のデッキケース磨き、デッキレビュー、カードの埃取りなどなど小遣い稼ぎ程度の小さな依頼もあります。ユーゴはこういった依頼をしていました。






【作者より】

 ここまで読んでくださりありがとうございます。パパッと短くするつもりがそこそこ長くなってしまいました……。

 2章は1週間ほどのお休みを取ってからの公開になると思います。(ストックがちょっと足りない)

 当日までは近況報告で小ネタなんかも上げます。よろしければ作者のフォローとかもしてやってください。


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