概要
新型うつで生活保護の青年とスーパー勤務の地味な女子がヒーローを目指す!
《誰も見たことがないヒーロー》
【あらすじ】
『さよなら、俺の二十八歳』
生活保護受給の青年、田中直也(たなかナオヤ)は鬱々とした底辺の日々を送っていた。
世の中と人生に絶望した彼が、二十九歳の誕生日を迎えた夜。
一人暮らしのアパートの窓から謎の怪人物を見かける。
怪人物が不良たち相手に巻き起こした闘争。その光景を目撃した直也は、価値観が激しく揺さぶられた。
触発された直也は過去から徐々に脱け出し、手始めに近所のスーパーでバイトを始める。
「いいんですよ、わからない作業があったら聞いてください」
職場の先輩で十九歳の大上兎羽歌(おおがみトワカ)とも知り合い、親しくなっていく直也。
彼は再び怪人物と不良たちの闘争を目撃する。
『見てたな。誰にも、言うなよ』
直也は兎羽歌に事の顛末
【あらすじ】
『さよなら、俺の二十八歳』
生活保護受給の青年、田中直也(たなかナオヤ)は鬱々とした底辺の日々を送っていた。
世の中と人生に絶望した彼が、二十九歳の誕生日を迎えた夜。
一人暮らしのアパートの窓から謎の怪人物を見かける。
怪人物が不良たち相手に巻き起こした闘争。その光景を目撃した直也は、価値観が激しく揺さぶられた。
触発された直也は過去から徐々に脱け出し、手始めに近所のスーパーでバイトを始める。
「いいんですよ、わからない作業があったら聞いてください」
職場の先輩で十九歳の大上兎羽歌(おおがみトワカ)とも知り合い、親しくなっていく直也。
彼は再び怪人物と不良たちの闘争を目撃する。
『見てたな。誰にも、言うなよ』
直也は兎羽歌に事の顛末
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!ヒーローは誰が為に
高い評価を得ている『木徳直人はミズチを殺す』の作者さんが送る、高い筆致で書かれたバトルアクションストーリーでした。
『ヒーローもの』と言われてイメージするような、爆音を響かせながら変身して銃と剣が一体になった武器(玩具化したら売れそう)で戦って街を脅かす怪人達をなぎ倒していく……といったものではなく、そういう作品よりかは大人向けです。複雑に絡み合う思惑や設定などが、見事に最後まで『面白さ』を発揮する要素として描かれています。
主人公ナオヤとヒロイントワカの心情、バトルシーンなどが詳細かつテンポよく描写されており、特に後半からは夢中になって読み進めてしまうほどのパワーを持つ作品でした。
面白か…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ヒーローものであり、恋愛要素もある、スピード感の溢れるアクションの数々
本作は心身の不調により、落ち込みがちだった主人公が、とある出会いをきっかけに変化していく物語です。
『ヒーロー』とはなんなのか、それを考えさせられつつ、なかなかにリアリティある重厚なストーリーと共に引き込まれます。
作品通して、キャラの心象描写がとてもわかりやすく表現されており、各キャラの目的や行動、心情などが明確に示されているので内容がとてもわかり易くなっています。
熱意と共に人生の底から這い上がってくる感じは、手に汗握る展開の数々に心揺さぶられる感じでしたね。
恋愛要素、アクションシーンも必見です。
皆さん是非御一読ください!