第43話 最大驚異ゴルゴン族
出産後の目覚めは、スッキリ快調です。
ワトさんの神力のお陰かな。
まさか、この年になって自分の子供を授かるとは・・・。
子供と言うより、孫だよね!
今、私が抱いて、神力を与えている子は、私と同じ黒髪のナミ、女児です。
隣でワトさんが、ナギに神力を与えて居ます。
のどかで、安らぎます。
少し離れた所では、ミメがクラーケン族を、指導しているようです。
指導と言うより、脅し?いたぶり?
ゴーラが、私に対して行った行為に、ぶちギレしたミメは、ネコの本性生殺し中!!
クラーケン族全員、泣きながら赦しを乞い、絶対の忠誠を誓っているようです。
すやすや眠ったナミを、ベビーベッドに寝かせミメの所へ行きます。
ゴーラ達を見回すと、足が千切れたり、全員ボロボロの状態です。
クラーケン族に、威圧を込めて話ました。
今後、他の生物の体内に、子を植え付ける事を禁ずる!!
岩場か、浅瀬に産卵し、孵った子供が、自ら捕食できるようになるまで、食の面倒を見、育てるように!
「わかったか!!」
「・・・はい、会瀬のままに!」
「違反した場合、今度こそ絶滅させる、心して受けとめよ!!」
「それでは、キズの治療を行う、少しの間動くな!!」
上着を順に掛けて、治療を行って居ます。
優秀な治療具です、千切れた足ですら、見る間に再生しています。
クラーケン族は、低姿勢でペコペコお辞儀しながら、海に帰って行きました。
寝ぼけ半分、はずみでやってしまった、収納解体ですが、生体には実行力無かったようで、何事も在りませんでした。
クラーケン族の、ゴーラから聞いた話では、ポセイドン族の住むミメ大島の更に西に、最大勢力、ゴルゴン族の住む島があるそうです。
ゴルゴン族に関しては、現状静観と言うより、関わらない事にします。
ゴルゴン族は和睦をむすんでも、隙あらば平気で裏切る、他種族に対する略奪暴行(性的な)、当たり前!
同族内でも、日常的に略奪レイプが行われているそうです。
レイプはゴルゴン伝統の子作り行為、日常の事だそうです。
そんなのに、関わるより大切な事!
人魚族のカメ大島を、一大農園に開拓中!
平行して海棲の人魚達には、真珠貝の養殖技術指導、更に魚介類の養殖、海藻の栽培等の技術指導を行いました。
数年後にはゼンナ大陸に留まらず、ツベル大陸とも良好な通商が、行えるように成る事でしょう!
カメ大島中央にも、ミメ大島と同様に神殿を設置して置きました。
どの神を信仰するかは、人魚族に任せます。
ゴルゴン族、放置でなく、監視しておけばよかった・・・。
ミメ大島、カメ大島の南海岸に、ポセイドン族、人魚族、クラーケン族が、多数石化され転がされて居るのが、発見されました。
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