潘基文はアメリカの影響で事務総長になれた。もし、北朝鮮出身なら…、
前回まで国連は英米仏の忖度で通る組織である事を語りました。
即ち英米仏に逆らう国には徹底的にきつい条件を出し、都合の良い国は特別な優遇をされる構図で世界支配したい事が明らかになりました。
では、今回は
国連事務総長に就任する前、潘基文は
つまり、廬武鉉政権の配下として働いていた事になります。
廬武鉉政権は表向き、反米・
それが分かるのは米韓FTAが、廬武鉉政権の時に交渉を始めた事です。
米韓FTAは韓国の主権を崩壊させ、韓国をグローバル資本に支配された象徴ともいえる協定です。
無論、TPP、TTIP、AIIB、RCEP、日欧EPA、CATA、日米FTAなど自由貿易自体がグローバル資本にとって非常に都合の良いものとされ、国連などの国際機関(特にWTO)が推進している協定です。
ですから、これらの協定には必ず英語とフランス語が入っており、他は強いてスペイン語とアラビア語のみが入っている事が共通点となります。
つまり、中国語やロシア語は例え国連の公用語だとしても敵国扱いされ確実に入れてくれません。
どうしてこんな構造になっているのか?
それは、これらの協定の多くは英米仏にとって都合の良い協定として作られており、国際機関で働く人は英語とフランス語を必須としている事が主な理由だからです。
つまり、廬武鉉政権は表向き反米・親北の姿勢を取りながらも裏では親米・反北の姿勢を取っていたのです。
つまり英米仏の忖度に沿う韓国は、国連では非常に優遇されます。
他方、北朝鮮は国連の拠出金をかなり払っており、イランでも同様の傾向がみられます。
逆にイスラエル、韓国、サウジアラビアは、国連の拠出金を全く払っていません。
恐らく英米仏の忖度に逆らう国だから無理矢理、負担を要求していると言えます。
つまり、潘基文が国連事務総長として選ばれたのは
特にネオコン一味であるブッシュ前大統領が彼を選んだのはイラク戦争隠蔽を実行させる為に事務総長として推薦したからです。
イラク戦争では国連のアナン前事務総長が反対している様子をブッシュは
故に、
よって
一方、北朝鮮は国連事務総長になれない体制となっており、イランも同様の姿勢を取っています。
事実、ペルシア湾岸諸国の事務総長には誰もなった事がないからです。
最も、それらは国連が英米仏の忖度利権が崩壊する事を非常に恐れており、特に軍産複合体の利権崩壊により、彼らにとって国連や英米仏の正体がばれる事を非常に恐れているからです。
つまり、国連ではそうしてこの様な不公平な体制が平気で行われているのか。
次回はそれについて述べていきましょう。
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