ムスリムには人権と言論の保証が存在しない欧州。

 前回では事例1を検証し、シャルリ・エブド本社や周辺の通りに血の海が存在せず、窓ガラスさえ割れた形跡すら存在しない事を明らかにしました。

 また、オランド大統領の窮状から支持率を上げる為にこの様な自作自演事件を起こした事が分かりました。

 今回は、事例2である『シャルリ・エブド』は言論の自由に値するのかについで説明します。


『シャルリ・エブド』銃撃事件で気になったのは、フランスメディアではムハンマドの風刺を言論の自由と勘違いしている点です。

 フランス政府はシャルリ・エブド銃撃事件により、寧ろ言論の自由が失われているのに『シャルリを守れ。』やムハンマドの風刺を公共の福祉と理解していない点に非常に違和感がありました。

 ムハンマドの風刺が駄目な理由は、イスラムでは偶像崇拝ぐうぞう すうはいが厳禁になっており、それは神様だから風刺や肖像画にするのは不適切だと言われているからです。

 特にスンナ派慣行派は戒律に対して非常に厳しい為、ムハンマドの肖像画に限らず、イランのホメイニーさんの肖像画などに対しても非常に厳しい姿勢を取っています。

 しかし、シャルリ・エブドの返答は非常に酷い回答だった。

『キリスト教やイスラエルでもやっているからイスラムでもやってもよいだろ。』

 この回答を聞いて非常に唖然とした。

 この雑誌が本当に非難すべきフランス政府やプロテスタント右派についてはまとも批判しているだろうか。

 それともムスリム批判すれば売れるという理由で差別を助長して良いだろうか。

 彼らの言動を見るととてもまともな感覚ではありません。

 これがメルケルやオバマだったらやらない、トランプやEU離脱に対しては本気で風刺画を掲載する事も容易に考えられる事から、『』と『』を守らない暴力タブロイド紙として悪名を馳せるでしょう。

 そして、彼らはメルケルの緊縮財政やEU議会にどうやって批判するだろうか?

 もし、ロシアの同性愛批判やイランの男尊女卑を風刺にしたら彼らは喜んで掲載すると思うと恐怖を感じませんか?

 だけが『言論の自由』じゃないし、を批判する事も『』じゃないだろか。

 もし、同性愛者が同性婚を否定する人を弾圧したり、国際機関批判者を弾圧するような事があればもはや報道の自由など存在しない事になる。

 そういう言論の自由を理解していないフランスの言論人が撒いた負の遺産が次々と露わになっている。

 フランス警察がフランス人女性に対して難民に性●為を犯されても、フランス人がムスリムに対して襲撃してもこれらは受理されない事も十分在り得るとしよう。

 これはフランスだけでなくドイツや英国、イタリアなどの他の欧州でも相次いで発生している。

 そして国境なき記者団が偽りの報道の自由度ランキングや欧州各国の政府が偽りの大本営を出しても高評価されるなら国際詐欺グローバルさぎを認めたに等しい。

 また、ムスリム襲撃や性犯罪の件でも被害は8割ぐらいが女性である事を追記しておく。

 これらの件を含めて欧州の報道について次回でも述べていくとしよう。

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