9・11の検証。

前書き

　平成13年(2001年)9月11日。

　アメリカのニューヨークで発生した同時多発テロ事件。

　崩落する筈のないワールド・トレードセンタービル（WTC）崩落は全米のみならず世界中であらゆる波紋を呼んだ。

　アメリカは第二次世界大戦（だいにじせかいたいせん）の参戦国で唯一、本土で殆ど戦災がなくテロ事件が起きるまで戦地にならなかった事も相まってアメリカが襲撃された事は記憶に新しい。

　犯人はウサーマ・ビンラーディン率いるアル・カーイダ(القایدة)だといわれている。

　だが、別の調査によると米政府による自作自演テロだという話も後を絶たない。

　事実、アメリカの歴史を辿ると、あの国は自作自演を起こしてインディアンや世界中の民を殺戮した歴史がある。

　その様な歴史の中にはベトナム戦争やイラク戦争などが存在し、9・11後にイラク戦争が発生した。

　更に、9・11とイラク戦争とはどのような関係なのか。

　ウサーマ・ビンラーディンと当時の大統領であったジョージ・W・ブッシュ大統領とはどんな関係だったのか?

　そしてネオコンと言われる軍需産業（ぐんじゅさんぎょう）とイラク戦争の関係とは?

　更に9・11テロ後に愛国者法（あいこくしゃほう）が何故、可決したのか?

　それらを踏まえて様々な考察で考えて行こう。

　そして、9・11テロ事件に影響によりアメリカでは、言論の自由を封じる愛国者法の可決、自由の国からブラック国家へと変貌したアメリカ社会の変容。

　それらが何故、9・11テロ事件後に相次いで起きたのか…。

　それぞれの要因を考えながら探っていく事にしよう。

　これはとある資料を探りながら自分なりの考えを含めてやっているので、読み手も考えながら説明していこう。