イミテーション・バタフライ

以下あらすじでネタバレです。

定年の間近の捜査一課第二強行犯の沖谷は、十三年前に解決できなかった凄惨な事件現場があった渋谷の家に足を運んだ。昔ここで陰部を切り取られた男児を助けたものの、結局は亡くなってしまった。

放置されていた現場は買い手が見つかったのか、赤松邸と看板を掲げ建て替えが始まっていた。沖谷が昔に耽っていると、容姿端麗の女性と荊木菜々子とすれ違う。
荊木菜々子は大学に通う二年で、十三年前に家族を失っていた。

雑誌で見つけた会社社長の赤松と懇意になろうと、バイトをしている高級クラブでその伝手が出来るのを狙っていた。
勤務する傍ら違う店で働いていた、昔世話になった先輩の訃報を聞きつけそのクラブに足を運んだ。そこで周防という男性に出会い菜々子に近付こうとするが、軽くあしらう。

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