概要
貧乏はもう嫌。愛情よりもお金が大事。
貧乏な伯爵家で育った転生令嬢が、契約結婚を受け入れて成り上がるお話です。エカテリーナは、侯爵家の跡継ぎで子爵位を授かっているフォレスター子爵に求婚される。だが、この子爵はイケメンだが女たらしのドクズな問題児だった。ドクズな旦那の浮気を容認する代わりに、白い結婚での嫁入りを認めさせたエカテリーナは、侯爵家の財力や権力を使って、義母となった侯爵夫人からの「次期侯爵夫人教育」という名の嫁いびりをうまくかわしつつ、それどころか反撃することで自身の才覚を認めさせていく物語。
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- ★★★ Excellent!!!自分の人生を切り拓こうとする強い意志
貧乏な伯爵家の長女である主人公エカテリーナが、女たらしで有名な侯爵家の嫡男レスタークス・ウェリントン、通称タラシ子爵から突然の結婚の申し出を受けるところから始まります。
最初の要求が「白い結婚」というのが印象的でした。これは、エカテリーナにとって死活問題だったのでしょう。タラシ子爵の反応から、彼にとっては思いがけない要求だったことがわかります。
エカテリーナの知的さ、交渉力の高さ、そして何より自分の人生を切り拓こうとする強い意志が感じられ、これからの展開が楽しみになります。彼女がどのように不利な状況を覆し、夢を実現していくのか、続きが読みたくなりました。