貧乏な伯爵家の長女である主人公エカテリーナが、女たらしで有名な侯爵家の嫡男レスタークス・ウェリントン、通称タラシ子爵から突然の結婚の申し出を受けるところから始まります。
最初の要求が「白い結婚」というのが印象的でした。これは、エカテリーナにとって死活問題だったのでしょう。タラシ子爵の反応から、彼にとっては思いがけない要求だったことがわかります。
エカテリーナの知的さ、交渉力の高さ、そして何より自分の人生を切り拓こうとする強い意志が感じられ、これからの展開が楽しみになります。彼女がどのように不利な状況を覆し、夢を実現していくのか、続きが読みたくなりました。