概要
亡くなった初恋の幼なじみと鏡写しの女性が目の前に現れたらどうする……?
千坂碧は中学生のときに幼なじみの水無月澪を交通事故でなくす。時は流れ、高校の入学式には同じ新入生に澪と瓜二つの人物を見つけてしまう。そして高校2年の4月、碧は宮城県多宰府高校の生徒会長となり、新たな生徒会執行部が始動していた。そして、副会長には澪と瓜二つの女子、杏汐璃がいた。執行部の活動を通して碧は汐璃の様々な姿に澪の面影を重ねていく。そんななか多賀城市からあやめ祭りの運営協力を依頼される。「あやめは澪の一番好きだった花だったんだ」伝えそびれた想いを、伝えるために「今」を懸命に生きる。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!コメディの和訳は喜劇であると思い出さされます
ラブコメにカテゴライズされ、確かに笑えるシーンも満載なのですが、キャッチコピーにもある通り、この根底にあるのは笑い飛ばせるものではないと感じられ、それ故に、私はひとこと紹介に使った一文を思い浮かべさせられました。
滑稽な言動があり、それにくすりと笑わせられる事も多いのですが、それら全てに感じられるのが、読者がキャラクターを笑っているのではなく、作者が作り出した物語に読者が笑わせられているという点です。
喜劇です。
根底にストーリーを持っているからこそ、笑いものにできる物語ではなくなっているように思えます。
何も考えていないキャラクターがバカバカしい言動を繰り返しているのではな…続きを読む